東京ガス株式会社(社長:岡本 毅、以下「東京ガス」)、大阪ガス株式会社(社長:尾崎 裕、以下「大阪ガス」)、東邦ガス株式会社(社長:安井 香一、以下「東邦ガス」)のガス3社とリンナイ株式会社(社長:内藤 弘康、以下「リンナイ」)は、「かまど炊き」のおいしさをこれまで以上に追求し再現した、新型のガス炊飯器「直火匠(じかびのたくみ)」)※1(以下「本製品」)を共同で開発しました。本製品は本年10月1日に(東邦ガスは10月21日に)発売します。
ガス炊飯器は、最高温度1,200℃のガスの直火で、強力に加熱し、釜全体を熱い空気で包み込みながら、お米を炊き上げます。その仕上がりは「かまど炊き」のような、甘みが多く、ふっくらと、もちもちとしたものになります。本製品では、「かまど炊き」のおいしさを改めて追求し、ご飯のおいしさと相関関係の高い、甘み、香り、お米の粘りを従来のガス炊飯器と比べ、さらに際立たせる炊き方「本焚(ほんだき)白米モード」を新たに開発し、装備しました。従来のガス炊飯器よりも、甘みで約31%、香りで約3%、粘りで約13%向上しています※2。
また、直火の高火力で一気に加熱し、「本焚白米モード」に比べ、甘みや香りを抑え、あっさりした味に炊き上げる「白米モード」や、炊飯時間が約18分で、蒸らし時間を合わせて約28分で炊き上げることができる「白米急ぎモード」など、お客さまのお好みやニーズに対応した多彩な炊飯モードを装備しました。さらに、お客さまのお好みやお米の状態に応じて、「もちもち感」や「おこげ」の具合を調節することができます※3。
本新製品の年間の目標販売台数は、4社合計で3万台です。4社は、今後も、おいしいご飯を炊くことができ、節電にも貢献するガス炊飯器の普及拡大に努めてまいります。
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「かまど炊き」のおいしさをさらに追求した「本焚白米モード」 |
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ガス炊飯器の最大の魅力である、直火による最高温度約1,200℃の高火力を活かしつつ、お米の吸水や蒸らしを行う時間を充分に確保し、強火と弱火の火力調節をきめ細かく行い、炊き上げる炊飯モードです。本物の「かまど炊き」のような、甘みが多く、ふっくらと、もちもちとした仕上がりで、かつ、おこげの風味もあるご飯を味わうことができます。 |
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直火の高火力で一気に加熱する「白米モード」 |
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お米が吸水する時間を短縮し、直火ならではの高火力を活かして、一気に炊き上げる炊飯モードです。「本焚白米モード」に比べ、甘みや香りを抑え、あっさりとした味に炊き上げます。カレーやピラフなどの料理にもお奨めです。 |
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さまざまなニーズに対応した多彩な炊飯モード |
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「白米急ぎモード」では、素早く沸騰させ、高温の沸騰状態を維持して炊き上げます。洗ってすぐのお米を、炊飯時間が約18分で、蒸らし時間を合わせて約28分で食べることができます。また、「おかゆモード」、「炊き込みモード」、「玄米モード」など、調理方法やお米の種類などに合わせた炊き方を自動で行うことができます。
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お好みに合わせて「もちもち感」と「おこげ」の具合を調節 |
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「もちもちスイッチ」と「おこげスイッチ」※3を使えば、お客さまによって好みが分かれる「粘り」や「こげ」の具合を、それぞれ5段階にお客さま自身で調節することができます。また、お好みだけでなく、お米の状態に合わせても調節いただけます。
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デザインを一新 |
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最新のキッチンや内装にも合うデザインに変更しました。また、本体後方の表面の凹凸を無くすことでお手入れもしやすくなりました。
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表示面積や文字を大型化し、操作性が向上した操作パネル |
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従来のガス炊飯器※2と比べ、液晶画面の表示面積を約47%大型化し、見やすいバックライト付きホワイト液晶にしました。また、表示する文字は、従来のガス炊飯器と比べ、約25〜113%大型化することで※4、より見やすく、操作がしやすくなりました。
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※4:メニュー表示は約25%、時計表示は約113%の大型化をしています。写真はリンナイの場合。
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直火の熱をすばやく均一に伝える波形状のアルミ製蓄熱厚釜 |
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内釜には熱伝導率が高く、直火の熱をすばやく均一に伝え、かつ軽くて扱いやすいアルミ製の波形状蓄熱厚釜を採用しました。また、波形形状に加工することで、より取り扱いがしやすくなりました。
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