日頃から、東京ガスをご利用いただき誠にありがとうございます。
節電に関して、東京ガスからお客さまへのお願いです。
現在の首都圏におけるエネルギーの状況から、この夏には各ご家庭や職場で節電に取り組まれることと思います。節電を実施する中でも、ガス機器をご使用になる時には、換気扇やレンジフードを必ず作動させて十分な換気を行うようご注意をお願いいたします。十分な換気を行わずにご使用になりますと、一酸化炭素(CO)中毒の発生につながる恐れがあります。
弊社が今年6月に行った『換気に関する調査』の結果によりますと、小型湯沸器のご使用に際して、「必ず換気をする」と回答された方が23.5%であったことに対して、「全く換気をしない」と回答した方が35.8%にも上りました。
また、その理由について尋ねたところでは、「換気をする」と回答された方は「一酸化炭素中毒を防ぐため」「新鮮な空気を供給するため」等、安全に関して高い意識をお持ちであることが確認された一方で、「換気をしない」という状況には、「面倒くさい」「換気扇をつけ忘れる」等の理由に加えて、「節電のため」「電気代の節約」「冷暖房の効きが悪くなる」といった理由が挙げられております。
夏本番を迎えるこれからの時期、各ご家庭、職場では、冷房のため部屋を閉め切ることが多くなってまいります。そのような状況では、台所や厨房でガスコンロや小型湯沸器等のガス機器をご使用になる時には十分に換気を行うことが必要です。
また、東日本大震災以降、お客さまの夏場における節電・節約に対する意識も高まっております。節電される中におきましても、お客さまの安全のため、下記の注意事項にご留意の上、十分な換気を行ってガス機器をご使用くださいますようお願いいたします。
弊社は、今後もお客さまに安心してガスをお使いいただけるよう努めてまいります。
何卒、ご協力くださいますよう重ねてお願いいたします。
停電中は換気扇やレンジフードの換気設備が作動しなくなります。特に、小型湯沸器やガスコンロ、業務用厨房機器をご使用になる場合は、長時間のご使用を避け、必ず窓を開けて十分な換気を行ってください。地下室等の窓のない部屋で換気ができない場合は、機器のご使用をお控えくださいますようお願いいたします。
また、夜間はガス機器がよく見えず操作を誤る場合がありますので、ご使用に際しては十分ご注意ください。
なお、ガスコンロの多くは乾電池を電源としておりますので、停電が発生した場合でもご使用いただくことが可能です。他のガス機器では、100V電源を使用している機器(風呂給湯器など)もあることから、停電により使用できないこともありますので、予めご留意くださいますようお願いいたします。