東京ガス株式会社(社長:岡本 毅、以下「東京ガス」)は、2012年5月22日に高圧ガスパイプライン「鹿島臨海ライン」(以下「本ライン」)の建設工事を完了し、東京電力鹿島火力発電所への本格的なガス供給を本日から開始いたしました。
本ラインは、東京電力株式会社(以下「東京電力」)からの要請を受け、東京電力鹿島火力発電所敷地内の新設ガスタービン発電設備向けに都市ガスを供給するため、2011年8月から、茨城県神栖(かみす)市において、建設を進めていた高圧ガスパイプラインです。東京ガスの高圧ガスパイプライン「千葉〜鹿島ライン」(2012年3月2日に建設工事完了)の終点である鹿島ガバナステーションから、東京電力鹿島火力発電所に向け、約4.4kmの延伸工事を行いました。
東京ガスは、2012年6月6日から、東京電力鹿島火力発電所敷地内の新設ガスタービン発電設備の試運転に合わせて、都市ガスの供給を行なっており、本日、同ガスタービン発電設備の稼働開始に伴い、本格的なガス供給を開始したものです。
東京ガスは、首都圏のエネルギー供給の一翼を担う事業者として、電力需給緩和に少しでも貢献できるよう、今後も最大限の取り組みを行ってまいります。