東京ガス株式会社(社長:岡本 毅、以下「東京ガス」)は、このたび、ベルギーの天然ガス火力発電所の運営を行うT-Power N.V.(ティー パワー エヌヴィー、以下「T-Power」)の株式取得を完了いたしました。
東京ガスは、2011年9月21日に公表しましたSiemens Project Ventures(シーメンス プロジェクト ベンチャーズ)ならびに、Tessenderlo Chemie(テッセンデルロ ケミー)との株式売買契約について、その後欧州委員会など関係各所からの承認等が得られたことを受け、関係会社であるTG Europower(ティージー ユーロパワー)を通じて、両社からの株式譲渡により、T-Powerの株式26.66%を取得したものです。
なお、東京ガスが、欧州での発電事業へ参画するのは初めてとなります。
東京ガスは、チャレンジ2020ビジョンにおいて、海外でのLNGバリューチェーンの構築を掲げており、本件への参画はその一環になります。今後も上流権益の獲得をはじめとするLNGバリューチェーンの構築を積極的に展開し、東京ガスグループの収益拡大につなげていくとともに、日本向け原料調達の柔軟性確保や当該国でのエネルギー安定供給に貢献してまいります。