東京ガス株式会社(社長:岡本 毅、以下東京ガス)では、夏休み期間に親子向け/子ども向けの料理教室を開催します。年間を通じて開催している教室に加え、夏休み向けの特別教室を開催します。
東京ガスでは食に対する知識・経験の習得、食文化の継承をめざし、さまざまな情報発信活動に取り組んでいます。様々な食の活動のうちのひとつが食育です。その核となる活動である「キッズ イン ザ キッチン」を1992年から継続しています。幅広い概念の「食育」の中でも調理を通して「食の自立」と「五感の育成」をめざしています。
また、1995年からは、毎日の食を通して環境に配慮する「エコ・クッキング」を提唱しています。「環境問題を身近な題材で体験的に楽しく考える」きっかけとして、ひとりひとりが取り組む大切さを伝えています。
東京ガス都市生活研究所の調査によると、子どもとの日頃のコミュニケーションは食の場を通じて行われることが多く、夕食がコミュニケーションの場となっているのは、母と子で90.6%、父と子で64.2%となっています。※1
学校で調理実習の授業を受けるのは小学校5年生が主ですが、実際に子どもが「料理に興味を持ち始めた年齢」は5歳が最も高いこともわかっています。※2
親子教室に参加いただいた保護者からは、「ふだんは食の細い子どもが料理教室で食に興味をもち、食べるようになった。」「普段は忙しくてじっくりと教えられないが、楽しく料理ができた。」という感想も多く聞かれます。
子どもが料理に興味をもったタイミングで、「体験」を通じて食への興味を育てることも重要と考えられます。
親子のコミュニケーションを深めるきっかけや、夏休みの自由研究に、ぜひ、ご利用ください。
東京ガスでは、今後も食を通じて皆さまの豊かな生活のお手伝いを継続してまいります。
※1: |
「生活定点観測調査2011」(2012年4月/東京ガス都市生活研究所) |
※2: |
「親子料理の実態とその効果について」(2008年7月/東京ガス都市生活研究所) |