東京ガス株式会社(社長:岡本 毅、以下「東京ガス」)は、本日、イクシスLNGプロジェクト(以下「本プロジェクト」)からの液化天然ガス(以下「LNG」)の購入について、東京電力株式会社、関西電力株式会社、大阪ガス株式会社、九州電力株式会社(以下「共同買主」)と共に、イクシスLNG社(ダイレクター:伊藤 成也、Michael Sangster、以下「売主」)と売買契約を締結いたしました。
本プロジェクトは、オーストラリア西豪州沖合鉱区のイクシスガス・コンデンセート田から産出される天然ガスを、北部準州ダーウィンに新たに建設されるプラントで精製・液化し、LNGとして出荷するものであり、運転開始時期は2016年10月〜12月を予定し、年間最大840万トンの生産を見込んでおります。
我が国の石油・天然ガスの自主開発比率向上に繋がり、日本へのLNGの安定供給に貢献するという本プロジェクトの意義に鑑み、東京ガスは、本プロジェクトの円滑な立上げに寄与すべく、共同買主との間でコンソーシアムを形成し、LNG購入条件に関する協議を進めてまいりましたが、本日、売買契約の締結に至りました。
東京ガスは、本プロジェクトの上流権益の取得についても前向きに協議を行っており、LNGバリューチェーンの高度化に繋がるものと大いに期待しております。東京ガスは、今後もLNG調達先や海外上流事業のさらなる多様化・拡大を進め、原料価格の低減を図り、お客さまのニーズに応えてまいります。