東京ガス株式会社(社長:岡本 毅、以下「東京ガス」)は、このたび、東京電力株式会社(以下「東京電力」)からの要請を受け、東京電力鹿島火力発電所敷地内の新設ガスタービン発電設備に対して都市ガスを供給するため、茨城県神栖市にて新たな高圧ガスパイプライン「鹿島臨海ライン」を、平成24年6月の開通を目途に建設することを決定いたしました。
当該ガスタービン発電設備は、東京電力が電力供給力の確保に向けた緊急設置電源として、平成24年7月の運転開始を目途に設置を計画されているものです。
「鹿島臨海ライン」は、東京ガスが平成24年3月の開通に向けて建設中の高圧ガスパイプライン「千葉〜鹿島ライン」の終点である鹿島ガバナステーションから、東京電力鹿島火力発電所に向け、約4kmの延伸を行うものです。開通予定時期は、東京電力の新設ガスタービン発電設備の運転開始予定時期にあわせ、平成24年6月を目途としております。
東京ガスは、今般の東日本大震災に伴う電力需給問題に対し、首都圏のエネルギー供給の一翼を担う事業者として、電力需給緩和に少しでも貢献できるよう、今後も最大限の取り組みを行ってまいります。