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「第5回 キッズデザイン賞」受賞

東京ガス株式会社
平成23年7月12日
広報部

 

  東京ガス株式会社(社長:岡本 毅、以下「東京ガス」)は、このたびキッズデザイン協議会主催の「第5回 キッズデザイン賞」において、2部門2点で受賞しました。(http://www.kidsdesign.jp/

   「キッズデザイン賞」とは、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」そして「子どもたちを産み育てやすいデザイン」という理念を実現し、普及するための顕彰制度です。
   子ども向けの製品・サービスに限らず、大人向けのものでも、子ども目線をもった良質な商品や施設、プログラム、調査研究活動など幅広く募集しました。受賞作品には「キッズデザインマーク」の使用が認められます。
   今回は、応募総数303点のうち、7月8日に181点が第二次審査を通過し、「キッズデザイン賞」を受賞しました。

   「第5回キッズデザイン賞」受賞作品181点の中から、最優秀作品として「経済産業大臣賞」4点と「少子化対策担当大臣賞」2点、今年新設された「消費者担当大臣賞」1点、及び優秀賞等が授与されます。(8月3日発表、表彰式)
   また、主な受賞作品は10月8日から10日に開催される「KIDS DESIGN展2011(仮称)」で、展示・公開される予定です。

   今回の東京ガスの受賞内容は以下のとおりです。

●キッズセーフティ部門
・家庭内の事故・ひやりはっと事例の分析
  〜チャイルドロックで防げる事故とその対策〜
  株式会社ジャクエツ / 東京ガス株式会社 / TOTO株式会社 / パナソニ ック株式会社 / パナソニック電工株式会社 / ミサワホーム株式会社 / 三菱電機ホーム機器株式会社 / 森ビル株式会社
●フューチャーアクション部門
・ワンダーシップ環境エネルギー館
   〜子どもたちの調べる意欲を引き出すプログラム〜

1.受賞作品の概要

(1)家庭内の事故・ひやりはっと事例の分析
   〜チャイルドロックで防げる事故とその対策〜
   生活スタイルの変化により、子育ての負担が大きくなっています。保護者が常時子どもを見守ることは難しく、特に低年齢児では家庭内の不慮事故が多数起きています。
   そのような現状で、「チャイルドロック」という観点から、業種を超えて8社共同で調査研究活動をおこなってきました。子どもの不慮の事故をなくし、使いやすい「チャイルドロック」の条件は何かを考察しています。
   本調査で得られた知見は各社が商品開発などの分野で活用していきます。
調査対象: 0〜6歳児 / 事故・ひやりはっと事例785件
(医療機関受信事例500件+保護者アンケート事例285件)
調査期間: 2008年4月〜2011年3月
内容: 事例の分類、詳細分析を行い、「チャイルドロック」により防止できる事例と対策の必要な月齢、求められる要件を整理した。
既存の「チャイルドロック」は施錠解除方法がまちまちだが、今回のように業界を越えた知見構築により、子どもの安全確保と同時に利便性向上にもつながるものと考える。

※電化製品など様々な製品にあらかじめ盛り込まれている「チャイルドロック機能」、キッチンや洗面所の収納扉やコンセントなどへのいたずらを防ぐための後付タイプの「チャイルドロック用製品(セイフティグッズ)」のこと。本研究では、危険を認識できない年齢の子どもを事故から守るための手段として考えており、「チャイルドロック」と謳われたものではなくとも、子どもの不慮の事故防止に役立つものは対象としている。

(2)ワンダーシップ環境エネルギー館
   〜子どもたちの調べる意欲を引き出すプログラム〜

   東京ガス環境エネルギー館は、未来を担う子どもたちの健全な育成を支援し、エネルギーや環境について楽しく学ぶ機会を提供することを目的として1998年にオープンしました。2010年度は年間約15万人が来館しました。
   環境エネルギー館では、展示物を実際に触れていただくことができ、また、展示をひとつのきっかけに、「インタープリター」が子どもたちとの会話を通して、興味をひきだし、関心と理解を深めるサポートします。「インタープリター」は自らプログラムの企画・制作・実施を担当するスタッフです。各プログラムで、子どもたちが「自分で調べ、考える意欲」を引き出すお手伝いをしています。

具体的なプログラム例
◆「みんなで作ろう!生き物図鑑」
   四季折々の変化が見られる屋上ビオトープで、子どもたちが自ら興味をもった生き物や植物を「観察」します。その題材を館内の「環境情報センター」(7,500冊の環境関連蔵書)で「調べ」「まとめる」ことにより、一枚のオリジナルの図鑑シートを完成させます。これにより、動植物の生態や周囲の環境などを知り、新たな発見をすることができます。
   インタープリターは、子どもたちに観察のポイントなどのアドバイスを行い、発見の感動を共有し、自ら調べて考える楽しさをひきだし、子どもたちが自然への興味を深めるサポートを行います。

 

2.過去の受賞作品

第4回(2010年)
「審査委員長特別賞」: 家庭用温水ラジエーター「クリアウォーム」
(東京ガス / 三菱樹脂)
「キッズデザイン賞」: ユニバーサルデザインコンロ「Udea ef(ユーディア エフ)」
(東京ガス / リンナイ / 大阪ガス / 東邦ガス)
SAVEYOURSELF CARD GAME
「SHUFFLE」
(東京ガス / プラス・アーツ)
第3回(2009年)
「キッズデザイン賞」: 「子ども向け環境教育ツールの開発 エネルギー大作戦 ゲーム!」
(東京ガス / リトルスタジオインク)
「エネルックリモコン」
(東京ガス / 大阪ガス / 東邦ガス / ノーリツ / リンナイ / ガスター / 高木産業 / ハウステック)
「浴育のすすめ」
風呂文化研究会
代表:東京ガス 都市生活研究所 所長 島村俊哉
1990年発足。「お風呂をもっと楽しく豊かに気持ちよくしたい」と考える9社(2009年現在)が研究情報発信をおこなっている。
第2回(2008年)
「キッズデザイン賞」: 「東京ガス親子エコ・クッキング講座 / エコ・クッキング自 由研究図書」
「Siセンサーコンロ」
(東京ガス / 大阪ガス / 東邦ガス / 西部ガス / リンナイ / ハーマンプロ)
「ユニバーサルデザインコンロ Udea」
(大阪ガス / 東京ガス / 東邦ガス / リンナイ / トライポッド・デザイン)
第1回(2007年)
「キッズデザイン賞」: 「東京ガス キッズ イン ザ キッチン / わくわくクッキング」
「温熱環境が子どもの動線に与える影響に関する研究」
「がすてなーに ガスの科学館」
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