東京ガス株式会社(社長:岡本毅)は、2011年4月1日から発売する全てのバランス型風呂がま(全14機種)に、「誤操作などによる異常着火防止機能」や「風呂消し忘れ防止機能」などの4つの安全機能を新たに標準装備してまいります。これは、乾電池を使用することにより実現できる機能であり、従来から装備している「立ち消え安全装置」、「空焚き安全装置」などの安全機能に加え、異常着火や消し忘れを防止することで、機器の安全性をさらに向上させます。
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新たに標準装備する4つの安全機能 |
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(1)誤操作などによる異常着火防止機能 |
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・口火(たね火)を誤って消火した後の再点火による異常着火を防止する機能。 |
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(2)風呂消し忘れ防止機能 |
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・消し忘れによって長時間にわたる湯沸しを防止する機能。
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(3)冠水による機器内部損傷・異常着火防止機能 |
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・浴室内の排水不良により風呂がまが水に浸かり、機器内に水が浸入することに起因する異常着火を防止する機能。 |
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(4)点検お知らせ機能(タイムスタンプ機能) |
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・10年使用相当で点検時期をお知らせする機能。
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バランス型風呂がまは、給排気筒を外気に接する壁を貫通して屋外に出し、自然の通気力によって、屋外から取り入れた空気を燃焼して燃焼排ガスを屋外に排出するガス機器で、昨年度の当社の販売台数は約17,000台です。
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(バランス型風呂がまの例)
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当社といたしましては、社団法人日本ガス石油機器工業会(会長:吉井久夫)と日本ガス体エネルギー普及促進協議会(通称:コラボ、会長:村木茂)と連携し、業界を挙げた安全高度化に向け、引き続き安全型ガス機器の開発・普及を進めてまいります。
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以上 |
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