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メキシコ天然ガス火力発電事業に対するプロジェクトファイナンス契約の締結について

三井物産株式会社
東京ガス株式会社
平成22年9月30日

 

   三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:飯島彰己、以下「三井物産」)と東京ガス株式会社(本社:東京都港区、社長:岡本毅、以下「東京ガス」)が出資する、メキシコのエムティーファルコンホールディングス社(三井物産70%、東京ガス30%出資、以下「ファルコン社」)は、本日(米国現地時間9月29日)、同社が買収したメキシコの天然ガス火力発電事業会社5社及びパイプライン会社など(以下「事業会社群」)に対する総額7億5千万米ドル(約680億円※1)のプロジェクトファイナンス契約※2を、国際協力銀行(JBIC)及び国内市中銀行3行と締結しました。
   三井物産と東京ガスは、昨年12月にガスナチュラル社(本社:バルセロナ)とファルコン社による本事業会社群の買収(買収額:約12億ドル(約1,100億円※1))に合意し、本年6月に本事業会社群の100%買収を完了しました。発電事業会社5社は、メキシコ北東部に天然ガス焚きコンバインドサイクル(複合火力)発電所(総発電容量2,233MW)を保有しております。いずれも2001年から2005年にかけて順次操業を開始しており、メキシコ電力庁と25年間の電力売買契約(PPA)を締結し、長期にわたる安定的収益が期待されるIPP事業を行っています。
   三井物産は、電力をインフラ分野における重点領域の一つと位置づけ、優良な事業ポートフォリオの構築を目指しています。世界的に電力需要が高まる中、今後も本件のような優良な電力事業を幅広く展開していく方針です。
   東京ガスは、本件が、海外における発電事業への出資として、メキシコの発電事業(バヒオ発電事業)に続き2件目となります。今後も上流権益の獲得を含むLNGバリューチェーンに関わる海外事業に積極的に取り組んでまいります。

※1: 1米ドル=90円で換算。
※2: プロジェクトファイナンス
自社の信用力や担保に依存せず、特定のプロジェクトのキャッシュフローを担保として行う融資。
以上
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