東京ガス株式会社 平成22年7月9日 広報部
東京ガス株式会社(社長:岡本 毅)は、既設集合住宅に設置している従来型の風呂給湯器※1からの取替えが容易になる高効率ガス給湯器「エコジョーズ」(以下「本製品」)を、本年7月10日(土)に2機種発売します。 「エコジョーズ」は、排熱を回収・再利用することにより、給湯効率を従来品の約80%から約95%※2に向上させたガス給湯器です。従来のガス給湯器と比較して、CO2排出量を約13%削減する環境性と、年間約10,000円のガス料金の節約※3を可能にする経済性が特長です。 「エコジョーズ」は、排熱を回収・再利用する際にドレン水※4が発生するので、これまでパイプシャフト内に風呂給湯器が設置されている集合住宅などでは、ドレン水を排水するための専用配管を敷設する必要があり、従来の風呂給湯器からの取替えが困難でした。本製品は、既存の追いだき用の配管を利用して、ドレン水を浴室内の排水口へ直接排水※5するため、専用配管が不要※6になりました。これにより当社管内の既設集合住宅で、従来の風呂給湯器をお使いいただいている約150万件※7のお客さまに、「エコジョーズ」への取替えがお勧めしやすくなります。 当社は、2002年に「エコジョーズ」を発売し、2009年度末までに約38万台の導入をいただいています。2010年度は、約8.1万台の販売を目標としています。また、社団法人日本ガス石油機器工業会(会長:吉井 久夫)ならびに日本ガス体エネルギー普及促進協議会(会長:村木 茂)が、本年6月10日に、2013年度末までに生産する全てのガス給湯器を「エコジョーズ」※8にすると表明した『エコジョーズ化宣言2013』に則り、当社も2013年度末までに全てのガス給湯器の生産を「エコジョーズ」にして、地球温暖化の防止に貢献してまいります。