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群馬幹線I期の完成について

東京ガス株式会社
平成22年3月8日
広報部

 

   東京ガス株式会社(社長:鳥原光憲)は、幹線パイプライン「群馬幹線I期」(延長16.2km、群馬県安中市〜群馬県高崎市、以下「本線」)を本年2月22日に完成し、本日、竣工式を執り行いました。
   当社は、平成17年12月に北関東エリアにおける天然ガスのさらなる普及拡大のために、国際石油開発帝石株式会社(社長:黒田直樹)と「群馬連絡幹線」構想※1について、共同で検討を実施することを基本合意し、あわせてその一部先行区間として本線の建設を決定しました。
   本線は、(1)既にガスをお使いいただいている群馬県内約8万件の当社のお客さまへの供給安定性の向上と、(2)温室効果ガスの削減など環境性に優れた天然ガスへのニーズの高まりから、当該地域ならびにその周辺地域の業務用・工業用のお客さまの需要増への対応――を目的に、平成19年3月から建設を進め、本年2月22日に供用開始しました。当社は、現在、群馬県内のお客さまに約1億5千万m3※2のガスを販売しておりますが、本線の完成によりさらに約2億m3のガス販売量を増やすことが期待できます。
   当社といたしましては、お客さまに今後も安心してガスをお使いいただけるよう、保安と安定供給に万全を期した導管網の維持管理を行ってまいります。また天然ガスの普及拡大に向けた導管網のさらなる拡充を目指しており、安全を最優先とした工事を進めてまいります。
※1: 国際石油開発帝石(株)「新東京ライン」と東京ガス(株)「熊谷〜佐野幹線」を結ぶ約100kmのパイプライン構想(群馬県妙義町〜群馬県邑楽町)。当時は帝国石油株式会社と基本合意を締結。
※2: 平成20年度実績(43.14MJ)

 

群馬幹線I期の概要

始点/終点
磯部(いそべ)ブロックバルブステーション
(群馬県安中市)
下小塙(しもこばな)ガバナステーション
(群馬県高崎市)
圧力/口径 7MPa / 500mm
全長 16.2km
着工 平成19年3月
供用開始 平成22年2月22日
総工事費 約82億円

位置図

(写真)常務執行役員 導管ネットワーク本部長 板沢幹雄
以上
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