東京ガス株式会社は、平成21年9月25日に経済産業大臣に対し、群馬地区に「原料費調整制度」を導入する供給約款の認可申請を行いましたが、本日認可をいただきました。
これを受け、当社群馬地区は、「原料費調整制度」に基づき、平成22年1月検針分の単位料金を、基準単位料金に比べ1m3(43.14MJ)につき 0.71円(消費税込)上方に調整させていただきます。なお、今回の調整は、平成21年8月〜10月の平均原料価格に基づくものです。
これにより、1ヶ月に35m3(43.14MJ/m3)のガスをお使いになる標準家庭で、平成21年12月検針分に比較して、25円(消費税込)ガス料金が上がります。
平成22年1月検針分に適用するガス料金につきましては、当社ホームページ等でもお知らせいたします。
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1.平成22年1月ガス料金(群馬地区) |
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(1)供給約款料金表
(各月のご使用量に応じてA〜Cの各料金が適用されます。)
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料金表A |
料金表B |
料金表C |
月間使用量 |
0〜26m3 |
27〜522m3 |
523m3〜 |
基本料金(円/月) |
724.50 |
1,230.50 |
7,139.00 |
調整単位料金(円/m3) |
120.36 |
100.90 |
89.58 |
(参考)基準単位料金(円/m3) |
119.65 |
100.19 |
88.87 |
(消費税込)
(2)標準家庭における影響
1ヶ月のご使用量
35m3
(43.14MJ/m3) |
平成21年12月
適用料金
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平成22年1月
適用料金 |
増減 |
標準家庭ガス料金
(円/月) |
4,737 |
4,762 |
25 |
(消費税込)
*標準家庭ガス料金は、東京ガス全社のご家庭1件あたり平均使用量/月(2001年度〜2005年度の5ヶ年平均、45MJ)を群馬地区の熱量(43.14MJ)で換算し、算定しています。
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2.原料価格の変動(群馬地区) |
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(1)原料価格の実績
算定期間 |
平成21年8月から10月の平均 |
平均原料価格 |
10,870(a) |
*LNG価格は貿易統計値
(2)単位料金調整額の算定方法
<原料価格の変動による単位料金調整額の算定>
■平均原料価格の算定 |
LNG平均価格(貿易統計値) |
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× 0.27* |
= |
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↓(10円未満四捨五入) |
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*液化天然ガス(LNG)の混入比率
■原料価格変動額の算定 |
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- 9,970円/t = |
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↓(100円未満切り捨て) |
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■単位料金調整額(m3あたり調整額)の算定 |
単位料金調整額 |
= |
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/ 100円 × 0.0798* |
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= |
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(小数第3位切り捨て) |
*変動額100円につき単位料金を1m3当たり0.0798(0.076×1.05)円調整します。 |
<標準家庭における影響>
(円/月)
1ヶ月のご使用量
35m3
( 43.14MJ/m3) |
(参考)
平成21年12月
適用料金 |
平成22年1月
適用料金 |
増減 |
消費税込 |
4,737 |
4,762 |
25 |
○標準家庭料金の計算方法(*小数点以下切捨て) |
本体料金(税込)= |
基本料金(1,230.50円) |
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+単位料金(100.19円 |
+ |
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)× 35m3 |
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↑ |
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↑ |
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認可申請時の基準単位料金(税込) |
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単位料金調整額(税込) |
[参考]
原料費調整制度の概要
- 為替レートや原油価格の変動等による原料価格の変動に応じて、毎月ガス料金の単位料金(ガス1m3当たりの単価)を調整する制度です。
- 群馬地区の「基準平均原料価格(9,970円/t)」と「平均原料価格(料金適用月の5ヶ月前から3ヶ月前の3ヶ月平均におけるLNGの輸入価格より算定)」との差額に基づいて、原料価格の変動100円につき、ガス1m3当たり0.0798円(0.076円に1.05(消費税)を乗じた値)単位料金を調整いたします。
- 原料価格の変動については、LNGの貿易統計実績によります。
- 料金の大幅な上昇を避けるため、群馬地区の「平均原料価格」が15,950円(上限値)を超えた場合には、「平均原料価格」は15,950円としてガス料金の調整を行います。
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以上
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