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群馬地区への原料費調整制度の導入および
平成22年1月検針分のガス料金について

東京ガス株式会社
平成21年12月18日

 

   東京ガス株式会社は、平成21年9月25日に経済産業大臣に対し、群馬地区に「原料費調整制度」を導入する供給約款の認可申請を行いましたが、本日認可をいただきました。
   これを受け、当社群馬地区は、「原料費調整制度」に基づき、平成22年1月検針分の単位料金を、基準単位料金に比べ1m3(43.14MJ)につき 0.71円(消費税込)上方に調整させていただきます。なお、今回の調整は、平成21年8月〜10月の平均原料価格に基づくものです。
   これにより、1ヶ月に35m3(43.14MJ/m3)のガスをお使いになる標準家庭で、平成21年12月検針分に比較して、25円(消費税込)ガス料金が上がります。
   平成22年1月検針分に適用するガス料金につきましては、当社ホームページ等でもお知らせいたします。

 

1.平成22年1月ガス料金(群馬地区)

(1)供給約款料金表
(各月のご使用量に応じてA〜Cの各料金が適用されます。)
  料金表A 料金表B 料金表C
月間使用量 0〜26m3 27〜522m3 523m3
基本料金(円/月) 724.50 1,230.50 7,139.00
調整単位料金(円/m3 120.36 100.90 89.58
(参考)基準単位料金(円/m3 119.65 100.19 88.87
(消費税込)
(2)標準家庭における影響
1ヶ月のご使用量
35m3
(43.14MJ/m3
平成21年12月
適用料金
平成22年1月
適用料金
増減
標準家庭ガス料金
(円/月)
4,737 4,762 25
(消費税込)
*標準家庭ガス料金は、東京ガス全社のご家庭1件あたり平均使用量/月(2001年度〜2005年度の5ヶ年平均、45MJ)を群馬地区の熱量(43.14MJ)で換算し、算定しています。

2.原料価格の変動(群馬地区)

(1)原料価格の実績
(円/t)
算定期間 平成21年8月から10月の平均
平均原料価格 10,870(a)
基準平均原料価格 9,970 (b)
差額(a−b) 900
*LNG価格は貿易統計値
(2)単位料金調整額の算定方法
<原料価格の変動による単位料金調整額の算定>
■平均原料価格の算定
LNG平均価格(貿易統計値)
40,260円/t
× 0.27
10,870.20
 
  ↓(10円未満四捨五入)  
 
10,870円/t
 
*液化天然ガス(LNG)の混入比率
■原料価格変動額の算定
10,870円/t
- 9,970円/t =
900円/t
    ↓(100円未満切り捨て)
   
900円/t
■単位料金調整額(m3あたり調整額)の算定
単位料金調整額
900円
/ 100円 × 0.0798
 
0.71円
(小数第3位切り捨て)
*変動額100円につき単位料金を1m3当たり0.0798(0.076×1.05)円調整します。

<標準家庭における影響>

(円/月)
1ヶ月のご使用量
35m3
( 43.14MJ/m3
(参考)
平成21年12月
適用料金
平成22年1月
適用料金
増減
消費税込 4,737 4,762 25

○標準家庭料金の計算方法(*小数点以下切捨て)

本体料金(税込)= 基本料金(1,230.50円)      
  +単位料金(100.19円
0.71円
)× 35m3
          ↑    
認可申請時の基準単位料金(税込)   単位料金調整額(税込)
[参考]
原料費調整制度の概要
  • 為替レートや原油価格の変動等による原料価格の変動に応じて、毎月ガス料金の単位料金(ガス1m3当たりの単価)を調整する制度です。
  • 群馬地区の「基準平均原料価格(9,970円/t)」と「平均原料価格(料金適用月の5ヶ月前から3ヶ月前の3ヶ月平均におけるLNGの輸入価格より算定)」との差額に基づいて、原料価格の変動100円につき、ガス1m3当たり0.0798円(0.076円に1.05(消費税)を乗じた値)単位料金を調整いたします。
  • 原料価格の変動については、LNGの貿易統計実績によります。
  • 料金の大幅な上昇を避けるため、群馬地区の「平均原料価格」が15,950円(上限値)を超えた場合には、「平均原料価格」は15,950円としてガス料金の調整を行います。
以上
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