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家庭用燃料電池「エネファーム」が
第6回エコプロダクツ大賞「環境大臣賞」を受賞

東京ガス株式会社
平成21年11月24日
広報部

 

 本年5月、東京ガス株式会社(社長:鳥原光憲、以下「東京ガス」)が世界に先駆けて発売した家庭用燃料電池「エネファーム」(以下「エネファーム」)が、本日、第6回エコプロダクツ大賞※1(エコプロダクツ部門)の「環境大臣賞」を受賞いたしました。
 なお、今回の受賞は、東京ガスをはじめ、大阪ガス株式会社、東邦ガス株式会社、新日本石油株式会社、パナソニック株式会社、東芝燃料電池システム株式会社、株式会社長府製作所、株式会社ENEOSセルテックの共同受賞となります。
※1: エコプロダクツ大賞
すぐれたエコプロダクツ(環境負荷の低減に配慮した製品・サービス)を表彰することによって、エコプロダクツに関する情報を需要者サイドに広く伝えるとともに、それらの供給者である企業などの取り組みを支援することで、わが国におけるエコプロダクツのさらなる開発・普及を図ることを目的とした表彰制度。エコプロダクツ大賞推進協議会が2004年度に創設。
<「環境大臣賞」受賞のポイント>
このたびの受賞は、「エネファーム」が、
  • CO2削減に向け我が国が今後重点的に取り組むべき21の技術を選定した「Cool Earth-エネルギー革新技術計画」の一つに選定された革新的技術を有している点
  • 約10年相当の長期にわたって無償定期点検と故障修理を行うなど、お客さまに対するアフターサービスを充実させている点
  • リモコンの基本画面に家庭内の電気使用量・お湯使用量・発電量・CO2削減量などの情報をリアルタイムで表示することで、お客さまの節約意識を高め、その効果が見込める点
などについて、高い評価をいただいたものです。
<表彰式と受賞機器の展示>
   12月10日(木)から開催される「エコプロダクツ2009[第11回]」※2において、エコプロダクツ大賞の表彰式が行われるとともに、東京ガスは「エネファーム」を展示・紹介いたします。
   表彰式の概要は、以下のとおりです。
  • 日時:12月10日(木)10:10〜11:00
  • 場所:エコプロダクツ2009会場内 環境コミュニケーションステージ
※2: エコプロダクツ2009[第11回]
1999年から開催されている日本最大級の環境展示会(http://eco-pro.com
  • 会期:2009年12月10日(木)〜12日(土) 10:00〜18:00(12日(土)は10:00〜17:00)
  • 会場:東京ビッグサイト(東展示場1〜6ホール)
  • 主催:社団法人産業環境管理協会、日本経済新聞社
  • 入場料:無料
<「エネファーム」発売までの経緯>
   東京ガスは、家庭用燃料電池の実用化に向けて、1998年から固体高分子形燃料電池(PEFC)の開発に着手し、2003年からパナソニック株式会社(社長:大坪文雄)と共同開発を進めてまいりました。その後、2005年度から2008年度の4年間実施された定置用燃料電池大規模実証事業に参加し、家庭用燃料電池を一般家庭に設置・稼働させることにより、環境性や信頼性、耐久性などを確認し、本年5月、世界に先駆けて一般販売を開始しました。
<「エネファーム」の導入効果>
   「エネファーム」は、高い省エネルギー性と環境性により、従来システム※3と比べて、一次エネルギー消費量は約33%、CO2排出量は約45%の削減が期待できます※4。標準的なご家庭のお客さまにおける年間CO2削減量は約1.5トンで、約3,300m2のブナ森林が1年間に吸収する量に相当します。
   また、「エネファーム」をお使いいただくお客さま向けに、年間を通してガス料金を軽減するおトクな料金メニュー「エネファームで発電エコぷらん」を設定しております。標準的なご家庭のお客さまが「エネファーム」を設置された場合、「エネファーム」を導入いただく前と比べてガス料金および電気料金の合計額が、年間約5万〜6万円程度割安※5になります。
※3: 電気は火力発電所から供給し、熱は当社の都市ガスを用いた従来給湯器から供給する方式。
※4: 発電1kWhあたりでの比較。
※5: 東京地区等の料金表で試算した場合。
   東京ガスは、2013年度末における「エネファーム」の普及台数を累計42,000台となる計画を発表しております。また、経済産業省は長期エネルギー需給見通しにおいて、2030年における家庭用燃料電池を含めた家庭用コージェネレーションシステムの普及台数を累計 250万台※6としております。
※6: 長期エネルギー需給見通しの「最大導入ケース」の普及台数。
   東京ガスは今後も、民生部門の温暖化対策の切り札として「エネファーム」の普及を推進するとともに、地球環境に配慮しながら、経済的にも優れ、快適な生活をお送りいただくためのご提案を続けてまいります。

家庭用燃料電池「エネファーム」概要

<製品外観>
<製品概要>
製造 パナソニック株式会社
性能 発電出力 300W〜1kW
定格発電効率 33%(HHV)以上、37%(LHV)以上
定格熱回収効率 47%(HHV)以上、52%(LHV)以上
貯湯タンク容量 200リットル
寸法
高さ×幅×奥行(mm)
燃料電池ユニット 860×780×400
貯湯ユニット 1,883×750×480
燃料 都市ガス13A
発売時期 2009年5月1日
価格(本体+リモコン) 346万5千円(税込み)
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