1.原料費調整制度とは |
原料費調整制度とは、輸入原料価格の変動を迅速にガス料金へ反映することなどを目的として、ガスの主原料である液化天然ガス(LNG)などの価格変動に応じて、ガス料金を調整する制度で、平成8年1月から導入されました。原料価格は、為替レートや原油価格の影響を受けて毎月変動します。この原料価格を3カ月単位で平均し、基準として設定した価格(基準平均原料価格)を下回るか、または上回る場合に、その変動幅に応じて単位料金(従量料金単価)を調整するものです。為替レートや原油価格等の外生的要因によって変動する原料費を外部化することで、経済情勢変化を料金に迅速に反映することに加え、事業者の経営効率化を明確にすることも、もう一つの目的です。 |
2.群馬地区に導入する原料費調整制度の概要 |
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新制度
平成22年1月1日以降 |
現行 |
(1)料金反映
の仕組み |
調整頻度 |
毎月 |
調整なし |
平均原料価格の算定 |
料金適用月の5〜3カ月前の3カ月平均 |
-- |
(2)上限バンド |
平均原料価格が上限価格
(基準平均原料価格×1.6)を上回った場合には、上限価格を平均原料価格とする |
-- |
(3)換算係数* |
0.076 |
-- |
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*平均原料価格が1tあたり100円変動した際の、都市ガス1m3あたりの価格変動額 (円/m3)。 |
<参考>原料価格とガス料金への反映 |
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* |
平成21年5〜7月の原料価格(36,910円/t)に液化天然ガス(LNG)の構成比率27%を乗じて、基準平均原料価格(9,970円/t)を算定。平成22年1月の料金は、今後発表される平成21年8月〜10月の平均原料価格で単位料金を調整。 |
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3.供給約款・選択約款 |
基本料金および単位料金は現行と変更ありません。原料費調整制度導入後は、現在の単位料金が基準単位料金になります。詳しくは、当社ホームページの「ガス料金表」の【群馬地区】をご参照ください。
(http://home.tokyo-gas.co.jp/re/ryokin.php?tik=1) |
4.託送供給約款 |
託料供給約款については、東京地区他と同様に定額基本料金を新たに設定するとともに、料金表を2種類(第1種と第2種)に区分いたします。 |
託送供給約款料金表(小売託送) |
(43.14MJ/m3、税抜) |
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新料金 |
現行料金 |
第1種 |
第2種 |
定額基本料金単価(円/件、月) |
141,600 |
79,600 |
− |
流量基本料金単価(円/m3、月) |
690 |
690 |
889 |
従量料金単価(円/m3) |
2.93 |
3.30 |
2.73 |
低圧加算料金単価(円/m3) |
0.95 |
0.95 |
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