東京ガス株式会社(社長:鳥原光憲、以下「東京ガス」)は、本日、企業の社会的責任(CSR)に関する取り組みをまとめた「東京ガスグループCSR報告書2009」を東京ガスのホームページ(https://tokyo-gas.disclosure.site/ja/)に公開しました。 |
|
東京ガスは1994年度に「環境報告書」の発行を始め、2005年度からは報告範囲をCSR全般に拡充し、「CSR報告書」として毎年発行してきました。
東京ガスグループでは「経営理念」とその実現のベースとなる「企業行動理念」に基づき、事業活動を通して社会に貢献していくことを経営の根幹に位置づけ、CSRに関する取り組みを行っています。東京ガスはこれまで、事業活動とCSRの取り組みの関連性を明確にするため、「CSR報告書」ではLNGバリューチェーン※1に沿った具体的な活動を毎年報告してきましたが、特に今年度からは、東京ガス単体ではなくグループとしての取り組みを意識した編集を行っています。 |
|
※1:原料の調達から、輸送、都市ガスの製造、供給、お客さまへの販売と続く一連の事業活動の連鎖 |
|
なお、これまではWEBサイトと冊子をともに「CSR報告書」として公開してきましたが、今年度は、主に環境やCSRを専門とする方を対象として、詳細なデータや関連情報を掲載したWEBサイトのみを「CSR報告書」とし、関心のある項目の検索や必要なページの印刷などの使いやすさを改善しました。また、東京ガスグループのCSRをご理解いただけるよう、基本的考え方や取り組みを絞り込んで紹介した冊子「東京ガスグループのCSR 2009」を作成しました。
|
■東京ガスグループの考えるCSR
|
東京ガスグループは、日々の事業活動を通じてCSRと公益的使命を果たしていくことを基本方針として、CSRを果たしていくための3つの重点活動である「環境経営のトップランナーとして環境保全への幅広い取り組み」、「安全・防災対策のさらなる強化」、「ステークホルダーとのパートナーシップの強化」を継続的に推進していきます。 |
■「東京ガスグループCSR報告書2009」の主な内容
・ |
特集 |
|
東京ガスグループにおけるCSRの重点活動の紹介として、保安・防災への取り組み―「東京ガスライフバル始動」、環境への取り組み―「エネルギーをつかう家から、つくる家へ。」、パートナーシップの構築―「SAVE YOURSELFキャンペーン」を特集しています。 |
・ |
LNGバリューチェーンを支える人たち |
|
LNGバリューチェーンの各分野で働く従業員へのインタビューを通して、東京ガスグループが日々の事業活動の中でどのようにCSRを果たしているのかを紹介しています。
|
・ |
環境保全ガイドライン |
|
従来の3つのガイドライン「温暖化対策」「資源循環」「グリーン購入」に加え、「生物多様性保全」「環境コミュニケーション」「環境関連技術開発」についても、新たにガイドライン項目を設定し、公開しています。 |
■今後の取り組み
|
東京ガスグループは今後、WEBサイト「東京ガスグループCSR報告書2009」や冊子「東京ガスグループのCSR 2009」などを用いてステークホルダーの皆さまとのコミュニケーション活動を積極的に推進していきます。その中でいただいたご意見を事業活動の改善につなげていくとともに、日々の事業活動を通じてCSRと公益的使命を果たしていくCSR経営を推進してまいります。 |
|
また、本年10月末に、GRI(Global Reporting Initiative)の「サステナビリティ レポーティングガイドライン2006(GRIガイドライン)」※2を参考に作成した英文版CSRレポートを東京ガスのホームページ上に公開予定です。
|
|
※2: |
GRIは1997年に米国の非営利組織であるセリーズと国連環境計画との合同事業として発足した全世界で適用可能な報告書ガイドライン作成に取り組んでいる組織で、GRIガイドラインは企業等がその持続可能性を報告するための枠組みです。 |
|
|
■「東京ガスグループCSR報告書2009」トップページ
|