東京ガス株式会社(本社:東京都港区、社長:鳥原光憲)は、当社経営の天然ガススタンドで販売しております平成21年10月分※1の天然ガス自動車用燃料(以下「CNG※2」:圧縮天然ガス)の価格を、平成21年9月分に比べ、1m3につき15.71円(消費税込)下方に調整させていただきます。これにより最も標準的な年換算使用量※3が、2万m3以上から3万m3未満のお客さまで、平成21年9月分に比較して、18%の引き下げになります。
なお10月分から原料価格の変動をより迅速にCNG価格に反映させるとともに、CNG価格の急激な変動を緩和するため、本年5月から適用された新しい都市ガス料金の原料費調整制度に準じた仕組みに変更することとしています。また本改定に合わせて、CNG単位料金の見直しと年換算使用量が、20万m3以上のお客さま向けに新たな価格帯の設定を行います。
年換算使用量(前月使用量の12倍) |
新価格(円/m3) |
現行価格(円/m3) |
対現行価格 |
5千m3未満 |
76.20 |
91.91 |
▲15.71 |
5千m3以上〜 1万m3未満 |
74.10 |
89.81 |
▲15.71 |
1万m3以上〜 2万m3未満 |
72.00 |
87.71 |
▲15.71 |
2万m3以上〜 3万m3未満 |
69.90 |
85.61 |
▲15.71 |
3万m3以上〜 4万m3未満 |
67.80 |
83.51 |
▲15.71 |
4万m3以上〜 5万m3未満 |
65.70 |
81.41 |
▲15.71 |
5万m3以上〜10万m3未満 |
63.60 |
79.31 |
▲15.71 |
10万m3以上〜20万m3未満 |
62.55 |
78.26 |
▲15.71 |
20万m3以上 |
62.25 |
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---- |
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※1 |
10月の利用分 20日締めのお客さま:9月21日から10月20日までのご利用分 月末締めのお客さま:10月1日から10月31日までのご利用分 |
※2 |
CNGは、Compressed Natural Gas(圧縮天然ガス)の略称です。上記CNG価格表で適用する1m3は、都市ガス1m3と同じ圧力です。 |
※3 |
前月の使用量を12倍して年間使用量に換算した数値 |
以上
[参考]
新しいCNGの原料費調整制度(10月利用分から適用開始)の概要
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- 為替レートや原油価格の変動等による原料価格の変動に応じて、毎月CNG価格の単位料金(CNG1m3当たりの単価)を調整する制度です。
- 「基準平均原料価格(53,810円/t)」と、「平均原料価格(料金適用月の5カ月前から3カ月前の3カ月平均におけるLNG、LPGの輸入価格より算定)」との差額に基づいて、原料価格の変動100円につき、CNG1m3当たり0.084円
(0.080円に1.05(消費税)を乗じた値)単位料金を調整します。
- 原料価格の変動については、LNG、LPGとも貿易統計実績によります。
- 料金の大幅な上昇を避けるため、「平均原料価格」が86,100円(上限値)を超えた場合には、「平均原料価格」は86,100円としてCNG価格の調整を行います。
- 原料費調整制度の変更に伴い、原料価格の変動の一部がCNG価格に反映できなくなることから、その分については、新制度を導入する平成21年10月分から平成22年3月分までの6カ月間に渡り、調整単位料金に減算します。
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(1)原料価格の実績
算定期間 |
平成21年5月から
平成21年7月の平均 |
平均原料価格 |
37,150 (a) |
|
LNG |
36,910 |
LPG |
43,360 |
注.LNG価格、LPG価格はともに貿易統計値。
(2)単位料金調整額の算定方法
<原料価格の変動による単位料金調整額の算定> |
■平均原料価格の算定 |
LNG平均価格(貿易統計値) |
|
× 0.9604 |
LPG平均価格(貿易統計値) |
|
× 0.0393 |
+)
|
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|
|
↓(10円未満四捨五入) |
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|
|
|
■原料価格変動額の算定 |
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- 53,810円/t = |
|
|
|
↓(100円未満切り捨て) |
|
|
|
■単位料金調整額(m3あたり調整額)の算定 |
単位料金調整額 |
= |
|
/ 100円 × 0.084(※) |
|
= |
|
(小数第3位切り上げ) |
※変動額100円につき単位料金を1m3当たり0.084(0.080×1.05)円調整します |
<移行措置および単位料金見直しによる調整額> |
■新しい原料費調整制度への変更に伴う移行措置*(平成21年10月から平成22年3月)
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単位料金加算額 |
= |
|
|
<平成21年10月分CNG価格の単位料金調整額(m3あたり調整額)の算定> |
単位料金調整額 |
= |
|
(原料価格の変動による調整額) |
|
+ |
|
(原料費調整制度への変更に伴う移行措置による減算額) |
|
= |
|
(対基準変動額) |
|
前月使用量の12倍(年換算) |
新価格(円/m3) |
基準価格*(円/m3) |
対現行価格 |
5千m3未満 |
76.20 |
94.11 |
▲17.91 |
5千m3以上〜 1万m3未満 |
74.10 |
92.01 |
▲17.91 |
1万m3以上〜 2万m3未満 |
72.00 |
89.91 |
▲17.91 |
2万m3以上〜 3万m3未満 |
69.90 |
87.81 |
▲17.91 |
3万m3以上〜 4万m3未満 |
67.80 |
85.71 |
▲17.91 |
4万m3以上〜 5万m3未満 |
65.70 |
83.61 |
▲17.91 |
5万m3以上〜10万m3未満 |
63.60 |
81.51 |
▲17.91 |
10万m3以上〜20万m3未満 |
62.55 |
80.46 |
▲17.91 |
20万m3以上 |
62.25 |
80.16 |
▲17.91 |
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*単位料金の見直し(従来+2.2円、新設する20万m3は+1.9円)を踏まえた新たな基準価格 |
|
以上
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