東京ガス株式会社(社長:鳥原光憲、以下東京ガス)では、このたび栄光学園(神奈川県鎌倉市:校長 金子好光 http://www.eiko.ed.jp/index.html)が開催する中学1年生と高校1年生向け家庭科授業での「食育講座」に協力します。
東京ガスでは以前より家庭の台所の火をお預かりする企業として、1992年から「食の自立」と「五感の育成」を中核として食育を推進しています。東京ガス料理教室を中心とした「キッズ イン ザ キッチン」開催と教育現場や自治体での食育活動への協力です。特に「五感の育成」の面では、フランスで広く行われている「味覚教育」のメソッドを取り入れたプログラムや教材を開発しています。
栄光学園では、「食育」に注目し、昨年度は京都の老舗和菓子店の協力を得て、実際に和菓子の成形をとおした伝統の食文化を学ぶ授業を開催しました。
今年度は、「豊かな感性を育てる」面で東京ガスの「五感教育」プログラムに注目し、中学1年生と高校1年生合計360名(45名/クラス×8クラス)を対象に家庭科の夏季特別授業を開催することとなりました。 それぞれ、今後の家庭科の授業の導入として位置づけています。
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開催概要 |
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◆開催日時 |
2009年8月24日(月)9:30〜12:00/14:00〜16:30
2009年8月25日(火)9:30〜12:00/14:00〜16:30
2009年8月27日(木)9:30〜12:00/14:00〜16:30
2009年8月28日(金)9:30〜12:00/14:00〜16:30 |
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◆開催場所 |
東京ガス スタジオ プラスジー ギンザ
東京都中央区銀座7−9−15 ギンザジーキューブ 5,6F |
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◆対象 |
栄光学園 中学1年生180名と高校1年生180名(合計360名) |
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◆内容 |
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・導入 |
「五感」を意識して調理実習に取り組むように指導。 |
・調理デモンストレーション |
・調理実習 |
メニュー:夏野菜カレー/バナナのきなこ和え |
・講義 |
講師:東京ガス 「食」情報センター 主幹 小西雅子 |
- 「食」「調理」「五感」を中心として講義をすすめる。
- 「味覚教育」の必要性と背景、目的をフランスの味覚教育の事例を紹介しながら解説。
- 「五感」を再認識するための簡単なテストをおこない、自らの「五感」を認識。
- 調理体験を振り返りながら、「味覚教育」が、日常のコミュニケーションや表現力などに広く影響することを認識し、「食」の重要性を学ぶ。
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参考 |
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東京ガスの「食育」活動について
東京ガスでは1992年から「食の自立」と「五感の育成」を中核として食育を推進しています。
東京ガス料理教室を中心とした「キッズ イン ザ キッチン」では、子ども向け・親子向け・味覚教育の3つのコースを設け、2008年度の参加者は15,000名を超えます。
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku/shokuiku/school.html
また、2002年からは学校や自治体での食育授業を支援する目的で、「わくわくクッキング」の開発もあわせておこなっています。このプログラムは、概要/児童用/教師用/ワークシートの構成になっていて、ホームページから自由にダウンロードしてご活用いただいております。
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku/shokuiku/wakuwaku/index.html
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一般授業向け |
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「基本編:料理の基本」「応用編:お弁当を作ろう!」「応用編:食について考えよう!」「実践編:小学校における五感教育」 |
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給食時間向け |
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「楽しく学ぼう『食』クイズ」 |
2006年からは、各自治体等の食育指導者育成のための研修会を開催し(2008年度は全54回、1,361名参加)、食育授業支援プログラムの活用法などを含め、自治体等の食育推進をサポートしています。
また、食育の推進とともに1995年から「エコ・クッキング」を提唱しています。
世界的に環境問題が深刻化している中、「買い物」「料理」「片付け」の一連の流れを通して環境にやさしい生活を身近なところから実践できるエコロジーとして注目されています。
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