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都市生活研究所レポート「現代人の入浴事情 2009」発行
〜 「お風呂にはいることが好き」な人は8割以上 〜

東京ガス株式会社
平成21年6月3日
広報部

 

東京ガス株式会社(社長:鳥原 光憲、以下「東京ガス」)都市生活研究所では、このたび、「現代人の入浴事情 2009」を発行しました。(http://www.toshiken.com/)

都市生活研究所は、1986年社内シンクタンクとして設立されて以来、都市で生活する人々が求める今後の暮らしについて調査研究をかさね、情報発信をしてまいりました。なかでも、「入浴」は日本人の生活になくてはならないもので、近年はただ清潔に保つという目的にとどまらず、リラックスする、親子のコミュニケーションをはかるという点や、健康面や美容面の入浴効果も注目されています。

今回、首都圏にお住まいの20代から80代の男女を対象に普段どのように入浴をしているか、頻度・時間・スタイルなどについてアンケート調査をおこないました。その結果、入浴の多目的化、長時間化などが明らかになりました。

 

今回の調査結果のポイント

◆「お風呂に入ることが好き」81.5%
  どの年代でもお風呂好きの人が多数を占める
◆高齢者はほぼ毎日、家で浴槽入浴をしている。
 
80代 浴槽入浴 夏5.6回、冬6.4回。
  シャワー入浴 夏1.4回、冬0回
掃除などの手間の軽減のために、スポーツクラブなど家の外で入浴している場合が増えているといわれているが、今回の調査はそうした傾向はみられない。
◆入浴時間が長くなり、かつ、平均入浴回数が増えている。(「2000年調査」と比較して※)
 
浴室総滞在時間 21分 → 24分 (夏の平日)
1週間の平均入浴回数 4.0回 → 4.9回 (夏の浴槽入浴)
4.5回 → 4.2回 (夏のシャワー入浴)
◆今後は浴槽に浸かりながら楽しむこと、家族コミュニケーションが求められ、入浴時間は増えると考えられる。
  ・今後したいこと「音楽を聞く」15.6%、「テレビを見る」13.9%、「アロマテラピーなど香りを愉しむ」12.6%
・家族とのコミュニケーションを楽しみたい(30代)40.8%
※「現代人の入浴事情2000」風呂文化研究会調べ

「現代人の入浴事情2009」

◆調査概要
調査方法 web調査(20代〜60代)および訪問面接調査(70〜80代)
調査地域 首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)
対象者 20〜89歳までの男女
ただし、60〜80代は被介護者でないもの(一人で入浴可能)とする
平成17年国勢調査結果をもとに、未既婚率を割付、離死別は未婚に含めサンプリングした。
サンプル数 1050
調査期間 2008年7月26日〜8月3日
◆調査項目
1.入浴の実態
  (1) 入浴への好意度
  (2) 浴槽入浴・シャワー入浴の頻度
  (3) 浴室総滞在時間とお湯につかる時間
  (4) 入浴スタイル
2.浴槽入浴
  (1) 浴槽のお湯の温度帯と体感温度
  (2) 浴槽入浴で洗浄行為以外でしていること/今後したいこと
  (3) 入浴剤
〜4割の女性が週1回以上入浴剤を使用しており、リラックスや保温を期待している〜
  (4) 半身浴 〜半数近くの女性が「半身浴」をする〜
  (5) 浴槽入浴の効果感と目的 〜今後は健康面のニーズへの期待が大きい〜
3.シャワー入浴
  (1) シャワー入浴の効果感と目的
〜「爽快な気分になる」「汗や体の汚れを落とす」ことが主な目的〜
  (2) 浴槽につからない理由
4.コミュニケーション浴
  (1) 家族との入浴 〜浴槽入浴は家族コミュニケーションのツールに〜
5.浴室設備・入浴に伴う手入れ
  (1) 現在の浴室の機能や設備に対する不満
  (2) 浴室機能・設備の保有率とニーズ
  (3) 浴槽のお湯の取替え頻度
  (4) 残り湯の洗濯利用
  (5) 浴室の部位別の掃除頻度
  (6) 浴室掃除の意識
  (7) 意識別でみる最も気になる掃除部位
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