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「第23回建築環境デザインコンペティション」の作品募集開始
課題『風と生きる建築』

東京ガス株式会社
平成21年4月27日
広報部

 

 東京ガス株式会社(社長:鳥原光憲)は、本年5月1日から「第23回建築環境デザインコンペティション」(後援:社団法人日本建築学会、社団法人空気調和・衛生工学会、株式会社新建築社)の作品募集を開始します。
 本コンペティションは、1987年から毎年開催し、今年で23回目を迎えます。一般の建築デザインコンペティションとは異なり、本コンペティションは、「建築と設備のトータルな調和」という考えに基づき、デザイン図面だけではなく、建物の設備計画も合わせて提出いただくことが、大きな特徴となっています。また建築業界の著名な先生方が、公開審査による選考を実施することも本コンペティションの魅力となっています。今回は、建築家の内藤廣氏が審査委員長を務めます。このため本コンペティションは、設計事務所や建設会社などの実務に携わっている方々や、若手の設計者、建築専攻の学生の方々などから高い評価をいただいており、毎年、100点を超える作品が集まっています。
 東京ガスは、環境にやさしい都市づくりに貢献していきたいと考えており、本コンペティションの実施を通して、これからますます活躍が期待される建築業界の方々や、建築を専攻する学生の方々の飛躍の一助となり、ひいては建築業界の発展に微力ながらも貢献できればと考えております。

課題『風と生きる建築』について (全文は【参考2】をご参照ください。)

 風は人間にとっては味方にもなれば敵にもなる。それが自然現象の本質であることをまず知らなければならない。資源やエネルギーの使用を抑えようと考えられるようになってきた現在、建築は風に対して過剰防御になっていると考えられないであろうか。とくに四季の豊かな日本では、1年を通して半分ぐらいは自然環境との共生が可能である。風と生きる建築を考えてもよいのではないか。
 風から守ることと、風をコントロールしながら人間生活に生かすことを、建築計画と設備計画が手を携えて、自然を利用した新しい方策として求めたい。
 その建築の種類や規模、立地はどのようなものであってもよい。各自具体的な建築を想定して、風を生かす建築のあり方を提案してもらいたい。

以上

【参考1】第23回建築環境デザインコンペティション実施概要

1. 課題 『風と生きる建築』
2. 応募対象 建築設計事務所、総合建設会社設計部、建築系学生などの意匠または設備設計(志望)者およびその組合せチーム
3. 賞金 最優秀賞 150万円(1点)  
    優秀賞 50万円(3点)  
    佳作賞 20万円(10点)  
4. 登録 開始 2009年5月1日、締切 2009年10月9日
・インターネット(http://kenchiku.tokyo-gas.co.jp/)よりご登録下さい。
・郵便あるいはFAXにて登録の場合は、「建築環境デザインコンペティション」と明記し、住所、氏名、年令と、勤務先または学校名の住所、電話、FAX、E-mailアドレスを書き添えてお申し込み下さい。登録票をお送りいたします。
5. 作品募集 締切 2009年10月20日  
6. 審査発表 2009年12月初旬 公開審査会および表彰式を予定
7. 審査委員 委員長 内藤 廣 氏 (内藤廣建築設計事務所)
    委員 新居 千秋 氏 (東京都市大学教授/新居千秋都市建築設計代表)
    大高 一博 氏 (日建設計常務クライアントリレーション部門代表)
    可児 才介 氏 (大成建設取締役専務役員)
    妹島 和世 氏 (妹島和世建築設計事務所代表)
    山田 幸夫 氏 (久米設計代表取締役社長)
    松田 明彦 (東京ガス都市エネルギー事業部長)
    コーディネーター 馬場 璋造 氏 (建築情報システム研究所 代表)
8. 登録・作品応募先およびお問い合わせ先
    建築環境デザインコンペティション係
〒113-0034 東京都文京区湯島2-30-8
TEL:03-3818-1961 (t-gas@kenchiku.co.jp)

【参考2】『風と生きる建築』課題全文

 風は空気が流れる自然現象である。それは人間にさまざまな影響をもたらす。ときにはやさしく、ときには激しく、冷たいときもあれば暑いときもある。人間にとっては味方にもなれば敵にもなる。それが自然現象の本質であることを、まず知らなければならない。
 建築はそのなかに住む人間を守るものであるから、外からの強い風に対しては守りの姿勢をとる。暑さや寒さに対しても同じである。構造や 外装の技術は、その目的で発達してきた。そして一方、内部環境としては、快適さを確保するため設備技術が使われてきた。
 しかし資源やエネルギーの使用を抑えようと考えられるようになってきた現在、建築は風に対して過剰防御になっていると考えられないであろうか。
 とくに四季の豊かな日本では、1年を通して半分ぐらいは自然環境との共生が可能である。頑なな防御の姿勢をときほぐし、風と生きる建築を考えてもよいのではないか。それは決して無防備になることではない。さらに進んだ知恵と技術で、エネルギーミニマムの方法を構築することである。それは風を生かした建築作法といえるであろう。
 風から守ることと、風をコントロールしながら人間生活に生かすことは、決して矛盾することではない。現代の知恵と技術をもってすれば、可能なはずである。そこでは建築計画と設備計画が手を携えて、自然を利用した新しい方策を見出すことが求められる。
 それは人類が地球上にできる限り長く生存していくために欠かせない視点のひとつといえるであろう。
 その建築の種類や規模、立地はどのようなものであってもよい。各自具体的な建築を想定して、風を生かす建築のあり方を提案してもらいたい。

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