東京ガス株式会社(社長:鳥原光憲、以下「東京ガス」)は、平成21年4月1日から設定する新たな「家庭用燃料電池契約(選択約款)、愛称:≪エネファームで発電エコぷらん≫」について、本日、経済産業大臣に届出を行いました。
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家庭用燃料電池に対するこれまでの取り組み |
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(1) |
東京ガスは、平成17年4月、世界に先駆けて家庭用燃料電池の第1号機を首相公邸に導入しました。また、国の支援のもと「定置用燃料電池大規模実証事業」に参加し、これまで520台※1設置しています。お客さま宅に設置した家庭用燃料電池の運転データを収集させていただくとともに、機器の使用感などのご意見をいただき、より優れた機器の開発を進めてまいりました。 ※1:平成20年3月現在 |
(2) |
家庭用燃料電池をご使用いただくお客さま向けのガス料金メニューとして、契約期間が3年間限定の「家庭用燃料電池契約」を設定してまいりました。一般料金から3%の割引を行うとともに、毎月のご請求額に9,500円(税込)の上限額を設けております。なお、本契約は平成21年3月31日をもって新規お申し込み受付を終了する時限契約としております。 |
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新設する≪エネファームで発電エコぷらん≫ |
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(1) |
このたび設定する≪エネファームで発電エコぷらん≫は、すでに現行の「家庭用燃料電池契約」をご契約いただいているお客さまのうち、3年間の契約期間が満了されるお客さまが対象となります。あわせて、平成21年4月1日以降に、新たに家庭用燃料電池をご使用になるお客さまもご契約いただけます。 |
(2) |
≪エネファームで発電エコぷらん≫は、一般料金よりもおトクな料金体系とし、既存の家庭用選択約款の中でも最も安価な料金水準としました。さらに、家庭用燃料電池に加えてガス温水浴室暖房乾燥機やガス温水床暖房をお使いのお客さま向けの「割引制度」を設定します。標準的なご家庭のお客さまが家庭用燃料電池を設置された場合、家庭用燃料電池を導入いただく前と比べてガスおよび電気料金の合計額が、年間約50,000〜60,000円割安※2になります。 ※2:東京地区等の料金表で試算した場合 |
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現行の「家庭用燃料電池契約」の取り扱い |
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(1) |
現行の「家庭用燃料電池契約」は、家庭用燃料電池の研究開発を目的とした時限契約であることから、平成21年3月31日をもってお申し込み受付を終了いたします。 |
(2) |
すでに現行の「家庭用燃料電池契約」をご契約いただいているお客さまにつきましては、契約開始日から3年後の契約期間満了日まで既存の契約をご継続いただけます。 |
(3) |
≪エネファームで発電エコぷらん≫の設定に伴い、家庭用燃料電池向けのガス料金メニューが現行の「家庭用燃料電池契約」と並存するため、現行契約については「家庭用燃料電池契約〔期間限定型〕」と名称を変更します。 |
東京ガスは、今後も環境経営トップランナーとして、家庭用燃料電池の普及を通じてお客さまの快適な暮らしづくりと地球環境問題の改善に貢献してまいります。
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家庭用燃料電池契約(選択約款) 愛称:≪エネファームで発電エコぷらん≫の概要
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1. 適用条件 |
(1) |
住宅において家庭用燃料電池をご使用いただくこと。 |
(2) |
燃料電池の定格発電出力(機器容量)が500W以上3kW以下であること。 |
(3) |
当社が(1)および(2)の条件が満たされているかどうかを確認させていただく場合において、正当な事由がない限り、住宅への立ち入りを承諾いただくこと。 |
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※なお、選択約款をご契約いただくには、お申し込みが必要です。 |
2. 料金体系 |
一般料金よりもおトクな料金体系をベースに、家庭用燃料電池に加えてガス温水浴室暖房乾燥機をご使用いただいているお客さまは「バス暖割」を、ガス温水床暖房をご使用いただいているお客さまは「床暖割」を、両方ご使用いただいているお客さまは「セット割」をご契約いただけます。
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冬期(12月〜4月) |
その他期(5月〜11月) |
家庭用燃料電池契約 |
おトクな燃料電池料金を適用 |
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+バス暖割 |
燃料電池料金から3%割引
(割引上限額2,000円/月) |
+床暖割 |
燃料電池料金から8%割引 (割引上限額4,000円/月) |
(割引なし) |
+セット割 |
燃料電池料金から11%割引
(割引上限額6,000円/月) |
燃料電池料金から3%割引
(割引上限額2,000円/月) |
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(家庭用燃料電池契約の料金イメージ) |
※東京地区等の場合 |
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3. 料金表 |
(基準平均原料価格:53,810円/t) |
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料金の計算方法:
ガス料金 = (基本料金 + ご使用量×単位料金) - 割引額
割引額 = (基本料金 + ご使用量×単位料金)×割引率
※ただし、割引額が割引上限額を超える場合には、割引上限額といたします。 |
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以上
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