東京ガス株式会社(社長:鳥原光憲、以下「東京ガス」)の企業館、環境エネルギー館(横浜市鶴見区、館長:冨田由起夫、愛称:ワンダーシップ※)が、本年11月5日に開館10周年を迎えます。これを記念して、記念イベントの開催と常設展示の更新を行います。
東京ガスは、エネルギー事業者として「快適な暮らしづくり」と「環境にやさしい都市づくり」に貢献するため、環境負荷の少ない天然ガスの普及や環境関連技術の開発などに取り組んできました。そして、さらなる環境へのアプローチとして、未来を担う子どもたちの健全な育成を支援し、エネルギーや環境について楽しく学び、正しい知識を身につける機会を提供するため、1998年11月5日に、環境エネルギー館を設立しました。
環境エネルギー館では、子どもたちの不思議に思う心(センス・オブ・ワンダー)を大切にし、見て触れて、参加する体験学習ができることが大きな特徴です。また、インタープリターと呼ばれるスタッフが、子どもたちの興味や関心について調べ、子どもたちに理解を深めてもらうために工夫を凝らしたオリジナルプログラムを随時開発し、展示だけでは伝えきれない体験、体感を提供しています。これらを通して、「地球大好き人間」(地球のために主体性をもって行動する人)の輪を広げることをめざしています。
来館者は毎年増加しており、本年4月には累計来館者数が120万人を突破しました。毎年250校程度の小学校が社会科、総合学習の一環として来館しています。学校団体、近隣のみなさまなど、リピーターが多いことが特色となっています。
東京ガスは、今後も環境経営トップランナーとして、積極的に環境コミュニケーション活動を実践し、みなさまとともに地球環境問題を身近にとらえ、行動する社会の実現をめざしてまいります。
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ワンダーシップ
船を模した外観とセンス・オブ・ワンダー(不思議に思う心)というキーワードを組み合わせた愛称「ワンダーシップ」には、子どもたちの不思議に思う心を乗せて未来に向かって出航するという意味が込められています。
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以上
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環境エネルギー館 概要 |
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所在地 |
: 〒230-0045 横浜市鶴見区末広町1-7-7 |
電話 |
: 045-505-5700 |
開館時間 |
: 午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 |
: 月曜日(祝日の場合は翌日)および5月・9月の施設点検日、年末年始 |
見学方法 |
: 自由見学 |
入館料 |
: 無料 |
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環境エネルギー館 建物外観 |
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<設計コンセプト>
太陽光発電(光)、風力発電(風)、雨水利用(水)、植栽による光と熱の制御(緑)、地中の温度を活用した空調(土)など、自然の力を最大限に活用するとともに、燃料電池コージェネレーションシステムを採用するなど、環境負荷を極力少なくするよう設計されており、建物自体がひとつの展示物になっています。
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来館者数の推移 |
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年度 |
1998 |
1999 |
2000 |
2001 |
2002 |
2003 |
2004 |
2005 |
2006 |
2007 |
2008 |
合計 |
来館者数 |
60,410 |
101,992 |
107,612 |
98,319 |
119,427 |
120,511 |
121,802 |
148,712 |
157,530 |
158,190 |
67,425 |
1,261,930 |
*2008年度は、4月〜8月実績
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開館10周年記念 イベント |
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名称 |
: 「ありが10(とう)ワンダーシップ」 |
開催期間 |
: 11月1日(土)・2日(日)・3日(月・祝) |
時間 |
: 午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで) |
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開館10周年記念 新設展示 |
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展示名 |
: 「つながりみつけて!つなげっとアース」 |
公開日 |
: 11月1日(土) |
内容 |
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自分たちの身近な生活や行動がいろいろな"もの"につながっていることを感じ、そのつながりのもとをたどれば地球につながっていることに気づき、改めて地球環境について考えることをコンセプトにしたカードゲームです。42インチの液晶タッチパネルモニターにさまざまな"もの"が描かれたカードが映し出され、1枚のカードを起点にして関連のあるカードをつなげていきます。手元には常に3枚のカードが配られ、2分間の制限時間の中でより多くのつながりを見つけてもらいます。(例:ソフトクリーム⇔牛乳⇔牛)
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