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食育教材『楽しく学ぼう「食」クイズ』提供開始

東京ガス株式会社
平成20年6月20日
広報部

 

東京ガス(株)「食」情報センターでは、給食時間を活用した食育教材『楽しく学ぼう「食」クイズ』を千代田区と共同開発し、東京ガスのホームページからの提供を開始します。

東京ガスでは「子どもたちの食の自立・五感の育成支援」を中核として食育を推進しています。1992年からは東京ガス料理教室を中心としたキッズ イン ザ キッチン※1をおこなっています。また、年々食への関心の高まりと食育基本法施行(2005年7月)に伴い、行政や学校などから食育のノウハウの提供などサポート依頼が増加しています。そこで、学校や自治体での食育授業支援プログラムの開発※2もあわせておこなっています。今回は継続性を重視し、毎日の給食の時間に注目して、子どもたちが「食」について考えるきっかけとなる新しい食育教材を開発しました。紙芝居形式なので、毎日、簡単に実践できることが特徴です。

実用的で効果的な教材とするため、2007年10月から12月の間に千代田区立の小学校6校で実施し、教材の内容および子どもへの効果を検証しました。検証後、実際に授業をおこなう学校の教諭や栄養士の意見と子どもたちの反応を反映した完成版を作成しました。2008年6月24日から、東京ガスのホームページ上から自由にダウンロードして使用することができます。また、紙芝居として販売もいたします。

この教材を多くの方にご利用いただくことで、子どもたちの食への意識や行動の変化につながり、健全な食生活に貢献できればと考えております。

 

概要

●タイトル 『楽しく学ぼう「食」クイズ』
  楽しく学ぼう「食」クイズ
●発行 東京ガス株式会社「食」情報センター
●作成
「わくわくクッキング教材研究会」
給食時間の食育活動ワークキンググループ
千代田区立九段小学校 給食主任 竹下 佳余
千代田区立千代田小学校 学校栄養職員 鈴木 映子
大妻女子大学 准教授 石井 雅幸
東京ガス株式会社「食」情報センター 小西 雅子
●URL http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku/shokuiku/wakuwaku
●開始月日 2008年6月24日
●目的 1日1問の食に関するクイズ実施という毎日の小さな積み重ねによって、食に対する興味関心を引きだし、子どもたちの食への意識や行動の変化をねらいとします。
●内容と構成 全38問。
文部科学省の「食に関する指導の手引き(給食の時間における食に関する年間指導計画例)」からの6つの食育目標(食事の重要性、心身の健康、食事の選択力、感謝の心、社会性の育成、食文化)をテーマとし、紙芝居形式でプリントアウトして表裏を一組で使用します。(別紙1,2参照) ティーチャーズガイドとそれぞれの項目についてのワークシートもダウンロードできます。
●実施方法 給食の時間に1分程度で実施。
児童(または教員)がクイズを読み上げ、児童が解答します。解答の後、児童および教員による解説をおこない、また、発展ヒントやワークシートを利用し、家庭へのフィードバックおよび他教科との連携をはかります。
●推奨する対象学年 小学校3・4年生
家庭科の授業や調理実習開始前の中学年とし、より早い段階から食に対する興味を抱かせるきっかけとして活用することが有効と考えます。
●販売について 1セット 4,000円(税、送料込み)
(紙芝居39枚/ティーチャーズガイド9ページ/ワークシート 30枚)
下記まで、FAXで注文してください。

(株)アーバン・コミュニケーションズ (担当:池田)FAX03-5322-1503

※1 キッズ イン ザ キッチン

長年台所の火をお預かりする企業として、料理教室の運営等を通じて心身ともに健全な食生活のお手伝いをしたいと1992年から始めた「食育」活動です。年間一万名以上の子どもが参加しています。
月別子ども料理教室(2006年開始)とジュニアコース親子料理教室(1998年開始)のほかにも、夏休み子ども料理教室(2日間コース/1992年開始)や、味覚体験コース(2004年開始)を開催しています。

http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku/shokuiku/index.html

※2 学校や自治体での食育授業支援プログラムの開発

小学校調理実習向け副読本「ミスターGシェフとお料理しようよ」を作成(2003年3月)しました。
また、「わくわくクッキング 」をホームページに掲載し、自由にダウンロードしてご使用いただけます。
2008年3月には新たに副読本「ミスターGシェフと五感レッスンしようよ」を作成しました。

http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku/shokuiku/wakuwaku/index.html

【別紙1.】

●文部科学省「食に関する指導の手引」からの6つの食育目標とクイズ一覧表

    食事の
重要性
心身の
健康
食事の
選択力
感謝の
社会性の
育成
食文化
1 春の食べ物をさがしてみよう          
2 春のお彼岸に供えるものは?          
3 私はだれでしょう?(たけのこ)          
4 夏の食べ物をさがしてみよう          
5 夏が旬のえだまめですが、育つと何になる?          
6 夏の土用の丑の日に食べるものは?          
7 暑い日のすごし方、正しいものはいくつ?      
8 秋の食べ物をさがしてみよう          
9 これな〜んだ?(さつまいも)          
10 さんまはどの焼き方がおいしいかな?          
11 冬の食べ物をさがしてみよう          
12 もちと同じ材料でできているものは?          
13 ほうれん草の正しいゆで方はどちらかな?          
14 どの食べ物を食べたときの音?          
15 これってバランスのよい食事?          
16 給食って勉強時間?          
17 900回以上って何の数?          
18 300g+100g 何と何を食べるといいのかな?        
19 牛乳にたくさん入っていて骨を作るものは?        
20 飲み物の糖分(甘さ)はどれくらい?          
21 日本は何の1位?          
22 かぜをやっつける味方は何?        
23 「畑の肉」ってなあに?          
24 私はだれでしょう?(かぼちゃ)          
25 ガスの火、間違いはどこ?          
26 たまねぎができる場所はどこ?          
27 「米」の漢字合体クイズ          
28 ありがとうの気持ちをあらわす言葉は何?          
29 給食を食べるまでに関わっている人は?          
30 してはいけない箸のマナー          
31 食器の置き方、まちがっているのはどこ?          
32 一番汚れている手は何番?        
33 食事のお手伝いランキング        
34 みかんがたくさんとれる県は?          
35 「とうふ」と同じ材料でできているものは?          
36 東京の名物と言われているごはんは?          
37 切干大根          
38 日本の初めての給食メニューは?          

【別紙2.】

●「食」クイズ本体について

「食」クイズは紙芝居形式になっています。表面はクイズ、裏面は児童が読むクイズ、解説、発展ヒントとワークが記載されています。

< 表面 クイズの例1.> < 表面 クイズの例2.>
表面 クイズの例1 表面 クイズの例2
< 裏面  例 >  
裏面 例
(1) 児童が読むクイズと解説
(2) 教員が補足する解説
(3) 発展ヒント
クイズの内容に関連して、発展できる内容のヒント。
他教科との連携の際に活用可能。
(4) 発展チャレンジ
クイズの内容に関連して、その後活用できる発展ワーク。

●「食」クイズの実施方法

発展ヒントは全てのクイズに記載されています。
発展チャレンジは、学習等のワークと、調理実習(レシピ)を用意しました。発展チャレンジ用ワークシート(レシピも含む)は別にご用意しています。

【別紙3.】

●子どもへの効果検証

この教材は、2007年10月から12月の間に、千代田区内の小学校6校で給食の時間を使って検証授業をおこない、さらに実施前と後に児童を対象としてアンケート調査を実施しました。 その結果、「意識・態度」「行動」「知識」の3側面においてプラスの効果が認められました。(分析:お茶の水女子大学 松島悦子講師)

1.調査時期
(1)事前調査 2007年9月〜10月
(2)事後調査 2007年12月〜2008年1月
2.調査対象 千代田区内の小学校3、4年生 307名
3.学習の効果について
●意識・態度「食事はバランスよく食べることが大切だ」「すごくそう思う」 55.6%→68.9%
●行動「食事の用意を手伝っている」 「いつもしている」 38.7%→45.4%
●知識「さんまがおいしい季節はいつですか?」 「正解」69.6%→84.3%
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