東京ガス株式会社(社長:鳥原光憲、以下「東京ガス」)は、松下電器産業株式会社(社長:大坪文雄)と共同開発した「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム※1(以下「家庭用燃料電池」)」を、7月7日(月)から7月9日(水)までの3日間開催される北海道洞爺湖サミットに合わせて設置される「国際メディアセンター(IMC)」に隣接する形で、近未来型住宅『ゼロエミッションハウス※2』に設置、運転します。
この「家庭用燃料電池」は、都市ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させ発電します。発電した電気は、『ゼロエミッションハウス』の照明などの電力の一部を賄うとともに、排熱はお湯として回収し家庭用燃料電池実機運転コーナーの足湯に利用します。
「家庭用燃料電池」の環境性・省エネルギー性は、国が進める「Cool Earth-エネルギー革新技術計画」において、21のエネルギー革新技術の一つとして選定されるなど高い評価をいただいております。東京ガスは、環境経営のトップランナーとして、平成17年4月世界に先駆けて「家庭用燃料電池」の第1号機を首相公邸に導入して以来、国・事業者・お客さまと連携し「家庭用燃料電池」の導入を進めてまいりました。平成21年度からは「家庭用燃料電池」の一般販売を目指しております。
東京ガスは、燃料電池実機運転の技術サポートを行うとともに、世界に先駆けた先端技術の情報発信を行い、北海道洞爺湖サミットを全面的に応援します。
※1: |
「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム」は、従来のシステムと比較しCO2排出量を約45%削減、一次エネルギー消費量を約31%削減することが可能な環境性・省エネルギー性の優れた機器です(東京ガス試算)。 |
※2: |
『ゼロエミッションハウス』は、サミット会場となるザ・ウィンザーホテルから約27km離れたルスツリゾートに建設する「国際メディアセンター(IMC)」に隣接して設置します。家庭用燃料電池、太陽光発電、最先端ロボットなどの先端技術を備えた約280m2の近未来型住宅です。 |
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所在地 |
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北海道虻田郡留寿都村字泉川13番地(ルスツリゾート駐車場) |
施設面積 |
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約280m2(住居側:約200m2、足湯コーナー側:約80m2) |
完成日 |
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6月下旬予定 |
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以上
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お客さまのお問い合わせ先 |
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東京ガス株式会社 |
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