東京ガス株式会社(社長:鳥原 光憲、以下「東京ガス」)は、松下電器産業株式会社(社長:大坪 文雄)と共同で開発した「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム、以下「家庭用燃料電池」」を神奈川県知事公舎に設置し、今月から稼動開始しました。
「家庭用燃料電池」は、都市ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させることで発電し、同時に発生する熱を利用して給湯も行なうエネルギー効率の高いコージェネレーションシステムです。「家庭用燃料電池」の環境性・省エネルギー性は、国が進める「Cool Earth」において、21のエネルギー革新技術の一つとして選定されるなど高い評価をいただいております。
このたび神奈川県から「家庭用燃料電池」の高い環境性・省エネルギー性を評価していただき、神奈川県が実施している地球温暖化防止行動「クールネッサンス宣言」のリーディング・プロジェクトの一環として、「家庭用燃料電池」を知事公舎に設置したものです。東京ガスは、知事公舎に設置した「家庭用燃料電池」の運転データを神奈川県から定期的に提供していただき、今後の技術開発に活かしてまいります。
東京ガスは、平成17年4月に世界に先駆けて「家庭用燃料電池」の第一号機を首相公邸に導入しました。平成20年度も引続き国・事業者・お客さまと連携し「家庭用燃料電池」の導入を進め、平成21年度からの「家庭用燃料電池」の本格導入を目指してまいります。
※「家庭用燃料電池」は従来のシステムと比較しCO2排出量を約45%削減、一次エネルギー消費量を約31%削減することが可能な環境性・省エネルギー性の優れた機器です(東京ガス試算)。
|
県知事公舎の設置写真 |
以上
|
|
|
|
(受付時間10:00〜17:00(土日祝を除く)) |
|
|
|