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東京ガス(株)西山経営研究所レポート
「2007年予測 働く女性はどうなる 12の潮流」

東京ガス株式会社
平成18年12月13日
広報部

 

 東京ガス(株)西山経営研究所では、このたび、「2007年予測 働く女性はどうなる 12の潮流」と題し、働く女性をとりまく環境が2007年どうなっていくのかを、予測いたしました。
 西山経営研究所では、ビジネスパーソンの生涯キャリアに関する研究をテーマの1つにし、就職、人材育成、管理職、出向・転籍・定年まで全プロセスを通じて、いかにマネジメントしていくかを分析しています。とりわけ、2006年は、いよいよやってくる2007年問題に関連し、更に求められるであろう女性労働力の現状に注目してきました(2006.6 働く女性のストレス実態調査など)。日常的な調査から見えてきた2007年の予測を、女子学生・女子社員・女性管理職・熟年女性について、12テーマを取り上げました。

 

<2007年予測 12テーマ>

女子学生

予測1.女子大生の内定フィーバーは続く

内定者ニーズに応え、内定辞退をいかに防ぐかを提言しました。

予測2.インターンシップ経験はより重要になる

就職活動時に企業が評価するインターンシップ経験は、学生にも好評です。
ビジネスマナーと企業研究を十分に行った上での参加が望まれています。
女子社員

予測3.若手社員はなぜ職場になじめないのか

「なじめない」を促進させるパーソナリティ特徴として、「イイコ」と「問題回避」傾向があげられます。今後の人事部がどうすべきかを提言しました。

予測4.働く女性のストレス解消行動で伸びるビジネス

ストレス解消法調査から、人間の本能である「スキンシップ(性欲)」と「集団欲求」の充足がキーになる傾向が読み取れます。今後のビジネスチャンスを提言しました。

予測5.仕事満足派と不満足派は、ストレス解消行動でも格差

仕事満足派は、家庭でも外部でも積極的行動でストレスを解消しています。
現在話題の格差問題に通じる二極化が、ここでも進んでいると言えます。

予測6.女性ビジネスパーソンのスキルアップは海外大学院から国内大学院へ

ゼネラリスト志向と年齢志向が強い日本では、会社を辞めずに国内大学院でスキルアップを目指すのが賢い女性の選択と提言できます。

予測7.ピンクカラーは逆ダウリーになる

働く女性の増加と高齢化により、労働市場における需給が逆転し、ピンクカラー(女性が多く占める職業)が社会的地位と賃金を向上させる流れがあります。

予測8.ワークライフバランス実践者の声

これまでの女性の悩みであった「結婚か仕事か」の問題に、「両立」を容易にする 新たな結婚像として、別居婚を提言しました。
女性管理職

予測9.管理職就任時の悩み対策

女性中間管理職の悩みを分析しました。また、中間管理職の35.2%が、現在、仕事の悩みを相談しても積極的にその効果を感じられていないという結果から、対策を提言しました。

予測10.女性の強みを生かす

女性比率が50%に近づくほど利益率が上昇するとの調査結果を受け、その要因をインタビューから探ったところ、女性の感性がキーになっていることが判明しました。そこで、女性再起用の利点とその活用を提言しました。

予測11.女性リーダーがさらに昇進するには

『これであなたもリーダーになれる〜次世代女性リーダーの要件〜』がテーマの講演で、定員300人に対し、650人の申し込みがあるなど関心が高まっていることがわかります。役員がどこを見ているかを分析し、昇格のために何をすべきかを提言しました。
熟年女性

予測12.熟年離婚の回避は妻が働くこと

独自アンケートにより、「夫が心配するより妻は離婚を考えていない」ことがわかりました。熟年離婚を回避するために夫ができることを提言しました。

お問合せ先

東京ガス(株)西山経営研究所 TEL 03-5400-7566
西山経営研究所ホームページ http://tokyo-gas-nishiyama.com
「2006.6 働く女性のストレス実態調査」は掲載中です。

 

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