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自社管理LNG船「エネルギープログレス号」の就航開始について

東京ガス株式会社
東京エルエヌジータンカー株式会社
平成18年11月30日

 

 東京ガス株式会社の100%出資子会社である東京エルエヌジータンカー株式会社は、株式会社商船三井と締結している傭船契約に基づき、本日、新造LNG船「エネルギープログレス号」の就航と同時に傭船を開始し、処女航海として、マレーシア・ビンツル港に向けて航行を始めました。
 本船は株式会社川崎造船坂出工場で建造され、自社管理LNG船「エネルギーフロンティア号」、同「エネルギーアドバンス号」と同型の4個のモス型球形タンクを有しており、LNGタンク容量は145,000m3です。
 今後は、オーストラリア拡張プロジェクト、マレーシア第1、3プロジェクトを始めとしてダーウィンプロジェクト、サハリン2プロジェクト等や短期、スポットのLNG輸送に使用いたします。

 

エネルギープログレス号 概要

全長: 289.5メートル
幅: 49.0メートル
総トン数: 119,100トン
積載容量: 145,000m3
種別: モス型
航海速力: 19.5ノット
※LNG145,000m3は約6万7千トンです。LNGを再気化すると体積は約600倍になりますので、天然ガス約8,700万m3になります。これは、約20万件の家庭の年間ガス使用量に相当します。

エネルギープログレス号概観

エネルギープログレス号

参考1 東京エルエヌジータンカー株式会社の概要

(1)商号:東京エルエヌジータンカー株式会社
(2)設立年月日:1991年3月5日
(3)本店所在地:東京都港区海岸1-5-20
(4)取締役社長:干鯛 和政
(5)事業内容:船舶の保有、船舶貸渡業、LNGおよびLPGの海上輸送、海事関連の調査等
(6)資本金:12億円

参考2 東京エルエヌジータンカー株式会社の保有・管理LNG船

  船名 容量(m3 種別 竣工(予定) 東京エルエヌジータンカーの保有比率 対象LNGプロジェクト
プロジェクト専用船1

エルエヌジーフローラ 125,000 モス型 1993.3 10% インドネシア
(バダック4
2

エルエヌジーヴェスタ 125,000 モス型 1994.6 35%
自社管理船 3

エネルギーフロンティア 145,000 モス型 2003.9 100% オーストラリア拡張
マレーシア第1,3
ダーウィン
サハリン2
4

エネルギーアドバンス 145,000 モス型 2005.3 90%
5

エネルギープログレス 145,000 モス型 2006.11 0%
6

川崎造船1600番船 145,000 モス型 (2008.3) 70%
7

川崎造船1611番船 153,000 モス型 (2009.3) 70%
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