本文へ フッターメニューへ サイトマップへ
会社情報TOP 会社案内 株主・投資家向け情報 採用情報 取り組み・活動 資材調達 プレスリリース
現在位置:東京ガスサイトTOP > 東京ガスについて > プレスリリース
first
お問い合わせはこちらへ
contents

環境性・経済性に優れた潜熱回収型高効率風呂給湯器
「eco(エコ)ジョーズ」の設置バリエーションが完備

「エコジョーズ」の壁貫通設置タイプを11月より発売

東京ガス株式会社
広報部
平成18年10月19日

 

 東京ガス株式会社(社長:鳥原光憲、以下「東京ガス」)は、潜熱回収型高効率風呂給湯器ecoジョーズ(以下、「エコジョーズ」)の壁貫通設置タイプ※1を11月1日より発売します。
 東京ガスは、環境性・経済性に優れたエコジョーズを普及させるために、これまでの設置バリエーション(屋外据置型、屋外壁掛型、屋外隣接型)と比べ、さらに機器サイズへの制約条件が厳しい壁貫通型のエコジョーズを開発しました。これにより屋外用風呂給湯器の全ての設置バリエーションにエコジョーズ商品を完備しました。
 エコジョーズは、潜熱回収技術※2により、従来の給湯器では約80%が限界だった給湯熱効率を約95%までに向上させ、環境性(使用ガス量:約13%削減、CO2排出量:約13%削減)と経済性(給湯で年間約8,700円の節約)を実現した商品です。「住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業費補助金※3」の対象機器に指定されています。
 エコジョーズは、平成14年10月より販売を始めて、累計10万台を超え、お客さまより高い評価をいただいている主力商品です。エコジョーズの平成18年度販売目標は、61,700台です。
 壁貫通設置タイプの本商品は、約100万台設置されているバランス型風呂釜の買い替えおよびリフォーム用商材の一部を担うものであり、平成18年度の販売目標は1,000台です。

※1:壁貫通設置タイプは、壁穴にスッキリ収まる省スペースな風呂釜です。いまお使いのバランス型風呂釜から、壁貫通設置タイプに取り替えると浴室はそのままで広いバスタブにリフォームすることが出来ます。

壁貫通設置タイプ図

※2:潜熱回収とは、排気ガス中の水蒸気を水に戻す(凝縮する際に出る熱を回収することを言います。水蒸気が水になる際には凝縮熱(=潜熱)を放出するため、この熱も回収すれば高効率化が実現できます。従来型機器(非潜熱回収型)では熱交換器の耐久性を考慮して、潜熱を回収せずに排気ガス(約200℃)をそのまま外気に放出していましたが、今回の開発では排気ガス中の潜熱を回収し高効率化を達成しました。

※3:詳細は日本ガス協会のホームページhttp://www.gas.or.jp/をご覧下さい。

型式・仕様

東京ガス型式 HK-S816RFWH-RAN KG-S816RFWH-RA※5 KG-S808RFWH-X※5
外形寸法 W286×H467×D610mm W291×H404×D618mm W291×H404×D618mm
重量 27kg 27.5kg 27.5kg
能力※4 給湯 2.5〜16号 2.9〜16号 2.9〜8.2号
※4:ガス給湯器の能力は号数で表示されます。1号は、1リットルの水の温度を1分間に25℃上昇させる能力のことです。16号は、16リットルの水の温度を1分間に25℃上昇させることができます。号数が大きいほど、温度を上昇させる能力が高くなります。
※5:本製品開発は、NEDO「エネルギー使用合理化技術戦略的開発」共同研究(平成17〜18年度)にて実施しました。

潜熱回収の原理

(1) 従来捨てていた約200℃の排気ガスを利用して、給水を二次熱交換器で予備加熱します。
(2) この時、潜熱まで奪い取るので、凝縮して凝縮水(ドレン)が生成されます。(その際、排ガス中の微量のNOxが溶け込むため凝縮水はPH約3の酸性になります。)ここで排ガス温度は約50℃まで低下します。
(3) 酸性の凝縮水は中和器でPH約6まで中和して排出します。
(4) 温水(お湯)は、二次熱交換器で予備加熱した給水を一次熱交換器で再加熱して作ります。

製品写真・仕組み図

製品写真 仕組み図
以上

 

この件に関するお問合せはこちらへ
はじめへ
[ プレスリリース一覧に戻る ] | [ ひとつ前に戻る ]
Copyright
bottom
サイトのご利用について 個人情報の取り扱いについて