東京ガス株式会社(社長:鳥原 光憲、以下「東京ガス」)は、「食育」を定着させるためには、子どもや住民に対する地域の指導者の育成が重要と考え、供給エリア内の自治体の教員・栄養士などを対象とした「食育指導者養成講習会」を今月より始めます。
この講習会は、(1)食育の必要性、(2)料理をとおした食育の効果的運営、(3)五感育成―のためのプログラムおよび調理実習で、東京ガス研修センターや地域のキッチンランドを中心に開催します。
今年度は、「児童育成支援コース」と「高齢者自立支援コース」の二つのコースを開催し、今後さらにコースの充実を目指します。
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東京ガスの食育活動の主な取組み |
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以上
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参考 東京ガス調査より |
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「調理実習は好き。しかし調理技術の向上にはつながっていない。」
食育を学ぶ入り口となる調理実習について、首都圏の小中高の家庭科教諭にアンケートを実施したところ、食よりも調理に関心が高く、小学生から高校生まで調理実習が好きと答えた学校は7割以上になります。
一方で、小学生から大学生の調理技術について調べると、調理技術の向上がほとんど見られず、調理実習が活かしきれていない、日常生活への定着が図られていないという実態が浮かび上がります。
※東京ガス都市生活研究所とお茶の水女子大学および附属小・中・高校との共同研究による
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「高齢者ほど食事を作ることに、作りがいを感じている。」
年齢が上がるにつれ体力的な衰え、家族人数の減少から食事を作る「楽しみ」や「作りがい」は減っていくと予想されますが、調査結果では、食事を作ることを楽しみに感じている人は高齢者になるほど増えています。
食事を作ることは、メニューを考え、買い物に出かけ、作る手順を考え、盛り付け、味わうといった一連の作業によって成り立っており、生活に刺激を与えられます。
※東京ガス都市生活研究所「高齢者の食生活」による |
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