東京ガス株式会社(社長:市野紀生、以下「東京ガス」)の家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「ライフエル」(以下「ライフエル」)の導入台数が、本日200台に達し、2005年度の市場導入計画を達成いたしました。
東京ガスは、「快適な暮らしづくりと環境に優しい都市づくりに貢献する」という経営理念のもと、環境経営のトップランナーとして家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの開発を進め、昨年2月より世界に先駆けて市場導入を開始いたしました。
「ライフエル」は、都市ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させることで発電し、同時に発生する熱を利用して給湯も行なうというエネルギー効率の高いコージェネレーションシステムです。これによって、地球温暖化の原因物質であるCO2の排出量が従来システムに比べ約45%削減、一次エネルギー消費量も約32%削減可能となることから、地球温暖化対策の一つとして期待されています。
東京ガスでは、来年度以降も引き続き「ライフエル」の設置をご希望されるお客さまを募集いたします。設置に際しては、システムの利用や運転データの提供などについて定めた「FCパートナーシップ契約(注)」をお客さまと東京ガスの間で締結させていただきます。東京ガスはいただいたデータや調査結果を「ライフエル」の性能向上に活かしてまいります。
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ライフエルの性能 |
発電効率 |
33%(HHV基準) |
37%(LHV基準) |
熱回収効率 |
45%(HHV基準) |
50%(LHV基準) |
CO2削減割合 |
45% |
一次エネルギー削減割合 |
32% |
(注)FCパートナーシップ契約概要
名称 |
FCパートナーシップ契約(*1) |
期間・契約料 |
10年・100万円(*2) |
対象地域 |
東京ガス供給エリアのうち、東京都、神奈川県、千葉県、および埼玉県南部 |
概要 |
- 東京ガス所有の家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの利用に関する契約です(基本契約期間10年、メンテナンス費含む)。
- 設置稼動後は、東京ガスによる運転データ取得(3年間)とアンケート(10年間)にご協力いただきます。
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(*1)FCとはFuel Cell(燃料電池)の略
(*2)但し、燃料電池に接続するガス、給水、給湯配管工事等の費用は除きます。
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家庭用燃料電池「ライフエル」設置希望者 お問合せ先 |
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