本文へ フッターメニューへ サイトマップへ
会社情報TOP 会社案内 株主・投資家向け情報 採用情報 取り組み・活動 資材調達 プレスリリース
現在位置:東京ガスサイトTOP > 東京ガスについて > プレスリリース
お問い合わせはこちらへ

社長 市野紀生 新年挨拶(要旨)

東京ガス株式会社
平成18年1月4日
広報部

 

 謹んで新年のお慶びを申し上げます。
  電力・都市ガスをはじめとするエネルギー事業においては、規制緩和が進展し、大口エネルギー市場においては電力会社や新規参入のエネルギー事業者との激しい競合が展開されております。また、家庭用・業務用の小口市場では、オール電化攻勢が強まるなど、事業環境は日々変化の速度を増してきております。

 当社は激変する事業環境を踏まえ、今後の持続的成長を実現するための、2006年度をスタートとする新たなグループ中期経営計画を今月11日に発表いたします。

 今後、小口規制分野では、ガス需要の伸び率が鈍化し、電力需要の拡大と電化攻勢が一段と激化してまいります。また自由化分野では、油から天然ガスへの燃料転換需要と旺盛な電力需要により、コージェネレーション需要がさらに拡大していくと考えます。
  こうしたエネルギー需要の構造変化、自由化範囲の拡大と電力との競合の本格化といった変化を踏まえますと、2010年代には、家庭用から産業用・業務用までの様々なお客さまに対し、電力と熱を組み合わせ、エネルギーに関する多様な価値、商材、サービスをワンストップで提供し、お客さまに選択していただく時代がまいります。
  新たな中期経営計画では、当社グループが2010年代に目指すべき姿を具体的に示すとともに、それに向けて、今後5年間になすべきことを明確にして参ります。

 また、新中期経営計画を実効あるものとするため、足元の緊急性の高い課題解決にも力を注ぎます。
  中でも、電力会社の本格的なオール電化攻勢への対応は喫緊の課題ですが、今年からは、家庭用電力需要獲得によるガス販売量拡大と、「マイホーム発電」という新しいライフスタイル提案をオール電化対抗の強力な武器として位置づけます。
  加えて、卸先事業者さまとの連携強化を図り、競合他社との差別化を図りながら、エネルギー市場において確固たるプレゼンスを築いて参ります。

 競合が激しくなる市場の中で、お客さまから選択され続けるためには、環境変化に適切かつ速やかに対応することが大切です。それに加えて、首都圏を事業基盤とするエネルギー事業者として、安定供給・保安の確保という大きな使命を常に自覚し、オール東京ガスの防災対策の更なる充実を図り、「安心・安全・信頼」のブランド価値の向上に努めて参ります。

 当社グループは、新しい中期経営計画を具体化する中で、都市ガスだけではなく、エネルギー分野において幅広い収益基盤を持つ事業構造の確立を図るとともに、お客さま価値の向上、地域社会の発展、地球環境の改善に貢献し、お客さまから信頼され、選ばれ続けることにより、持続的に成長する企業グループを目指していきます。

この件に関するお問合せはこちらへ
はじめへ
[ プレスリリース一覧に戻る ] | [ ひとつ前に戻る ]