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生活レシピ2006 〜メリる生活・ハリる生活〜

東京ガス株式会社
平成17年12月14日
広報部

 

 東京ガス都市生活研究所では、このたび「生活レシピ2006」を発行いたしました。今回のテーマは、「メリる生活・ハリる生活」です。
  生活レシピは2000年から毎年行ってきた「近未来予測」の試みです。キーワードを決めて予測を行い、予測される生活に対して快適な暮しをするためのレシピを提案してきました。「メリハリ」とはよく耳にする言葉ですが、実は楽器が語源の音楽用語です。
  この「メリハリ」と言う言葉は、今では音楽以外の場面で聞く方が一般的となっており、「メリハリのある仕事」「メリハリのある余暇」などと使われています。生活を「楽」しむためにも「メリハリ」は重要なのです。
  ではどうやって生活にメリハリをつけるのでしょうか。ここに心地よい「メリる生活」と心地よい「ハリる生活」を楽しむ生活の調理法(レシピ)をご提案します。

「メリハリ」の語源
弦楽器の場合、弦をメル(緩める:「減る」と書く)と音程が下がり、弦をハルと音程が上がる。心に響く音楽を奏でるためには、このメリとハリが必要である。抑揚が出て「音」が「音色」になり、「音色」が組み合わさって音楽になる。音を楽しむ「音楽」には、メリハリが必要である。

 

「生活レシピ2006」の構成

Part 1. メリハる生活を実現しやすい社会の到来
Part 2. OFFタイムの充実で生活をメリハるレシピ
Part 3. 普段の生活をメリハるレシピ

記載内容の要約

Part 1.メリハる生活を実現しやすい社会の到来

メリハる生活へのニーズの高まりは、近未来のトレンドである「時間的ゆとり」と「経済的ゆとり」の増加によってもたらされる。この二つのゆとりが「メリハる生活」を実現しやすい環境を整えると同時に、ますます「メリハる生活」へのニーズを高める。

1. 時間的ゆとりとメリハる生活

今回の調査で、「時間的ゆとりは増加する」と答えた人は40.8%。
(1) 定年後のOFF時間の拡大と家事の効率化により時間的ゆとりが増加する
(2) 時間的ゆとりの増加が「メリハる生活」ニーズを作り出す
(3) ハリを得られない不安を持つ人のための「ハリる生活」提案がますます求められる

2. 経済的なゆとりとメリハる生活

今回の調査で、「経済的なゆとりは増加する」と答えた人は38.8%、「仕事や家庭でストレスを感じている」と答えた人は52.6%であった。
(1) 経済的ゆとりの増加により「ハリる生活」が実現しやすくなる
(2) 景気の回復によるストレスが「メリハる生活」ニーズを増加させる

 

Part 2. OFFタイムの充実で生活をメリハるレシピ

 「時間的ゆとり」と「経済的なゆとり」の拡大は、OFFタイムを充実させる機会の増加につながるため、OFFタイムをいかに充実させるかが今以上に注目を集める。ここでは「OFFタイムを作り出す」「OFFタイムを深くこだわる」をとりあげる。ちなみに今回の調査で、「今後どの生活を重視したいか」で趣味・娯楽・レジャーを楽しむと答えた人は62.1%であった。

1. OFFタイムを作り出す

 OFFタイムを作り出すために、時間的ゆとりの活用を妨げる家事時間をうまく効率化するためのレシピを提案する。

recipe 1 食器洗い乾燥機で定年後の新しいストレスをメリる
・今回の調査で家事担当者に聞いた「省力化したい家事」の1位は、食事の後片付け32%。
・「料理をする夫が困っていること」の1位は、「後片付けが面倒」35.5%。
定年後の夫の料理を通じて、妻のメリハる生活をサポートすると同時に、食器洗い乾燥機により食事の後片付けを簡便化することで、夫と妻両方のメリハる生活を実現できる。

recipe 2 ラ・クチーナ・エスプレッサで調理をメリハる
「ラ・クチーナ・エスプレッサ」とは、旬の素材や質の高い食材を使い、短時間の加熱で素材の美味しさを引き出す調理法のことで、コンロの複数の口を使って同時に調理する。料理時間を短縮し(メリ)つつ、美味しく食べる(ハる)ことができる。
2. OFFタイムを深くこだわる

 OFFタイムをより有効に過ごしたいというこだわりを実現するために、日常と余暇で過ごす場所を変えるレシピを提案する。

recipe 3 マルチハビテーションでメリハる
マルチハビテーションとは、複数の住まいを持ち生活すること。日常の暮らしと余暇の暮らしにメリハリをつける生活として注目を集め始めている。親や仲間が気軽に来ることができて、メリハリある多目的な利用法が提案されると、今以上にマルチハビテーションが受け入れられていく。

 

Part 3. 普段の生活をメリハるレシピ

 今回の調査では、「自宅の暮らしがストレスの解消になっている」と答えた人は65.8%おり、自宅(家)での生活をメリハることが快適生活には効果的である。ここでは「お家でメリハる」生活と、そこで暮らす人の「コミュニケーションでメリハる」生活をとりあげる。

1. お家でメリハる

 お家でメリハる生活として、ここでは「お家を快適な温度環境にしてメリハる」生活と「入浴でメリる・入浴でハリる」生活をとりあげる。

【1】お家を快適な温度環境にしてメリハる

 お家でメリハるためには、暮らしの環境を整えることがポイントになる。その一つの家の中の温度環境について提案する。

recipe 4 時間と場所による温度差をなくして家中快適に
温度環境の基本は、「時間・場所による温度差がなく、快適な温度に保たれる」ことである。「時間による温度差」としては、「エアコンのタイマーが切れると目が覚める」といった就寝中の部屋の温度変化、「場所による温度差」としては、浴室内の温度差や布団から出たときの温度差など。

recipe 5 パーソナル空調で家族みんなが快適に
今回の調査で、「家族で温度設定の好みが異なることがストレスになっている」と答えた人が33.3%。パーソナル空調は、一人ひとりの好みに応じて、ごくパーソナルな部分に温度差をつけようというものであり、時間のゆとりが増えてますます在宅時間が長くなると、パーソナル空調でこのような温度ストレスを解消することも必要になる。

【2】入浴でメリる・入浴でハリる

(1) メリるニーズは依然として高い
今回の調査で「お風呂・シャワー設備の充実は自宅のストレス解消につながる」と答えた人は85.9%。ストレスリセットのための入浴(メリる入浴)のニーズはまだまだ高いといえる。

(2) メリるだけでなく、ハリる入浴へ
経済的なゆとりの高まりが、何か新しいことを試みようという雰囲気を高める中、「リラックスにこだわる入浴(メリる入浴)」と「アクティブに活用する入浴(ハリる入浴)」へのこだわりも高まっていくと予測できる。

recipe 6 浴室をプライベート空間にしてさらにメリる
今回の調査では、「一人になれる場所の充実は自宅でのストレス解消につながる」と答えた人は93.1%。時間のゆとり拡大とともに、メリる入浴のために浴室をプライベート空間として充実させ、今後もそのためのこだわりが高まっていく。

recipe 7 アクティブ入浴でハリる
ダイエット効果を高める入浴、お風呂で勉強、目覚めの効果を実感できる朝シャワー、さらには、入浴をコミュニケーションの場として利用するなどのハリる入浴が求められてきている。特に子どもとのコミュニケーションに入浴を利用している人は半数近くに上る。まさに入浴を子どもの教育に使おうという意味で「浴育」という言葉があてはまる。

recipe 8 自宅の露天風呂でメリハる
普段とは違う場所で入浴(ハリる)しつつ、リラックス(メリる)しようというメリハる入浴ニーズである。例えば「自宅露天風呂」。今回の調査では、「狭くても庭かベランダに露天風呂が欲しい」と答えた人は3割前後。40歳後半の男性にいたっては44.5%に達する。露天風呂は難しくても、手軽な「露天足湯」でゆとりを満喫できるメリハる入浴として注目されていくだろう。

 

2. コミュニケーションでメリハる

 ネットワーク社会の進展や、自由時間が増加する傾向にある中で、人々のコミュニケーションのあり方が今後どうなっていくのかは、これからの快適生活の近未来予測に欠かせないテーマである。
 ここでは、「ネットワーク世代の代表である20代前後の若者世代」と「今後定年を迎え夫の自由時間が急増する団塊世代」をとりあげる。

【1】間接・直接コミュニケーションの絶妙バランスでメリハる若者世代

若者世代のコミュニケーション方法といえば携帯電話であり、中でも携帯メールのような間接的なコミュニケーションが特徴的。彼らが求めるのは、「一人ではないことを感じられる場所で、つかずはなれずの距離感を楽しむ」コミュニケーションである。

recipe 9 若者版グループホームでメリハる
必要な時だけコミュニケーションスペースに行き、一人になりたいときは自分の部屋に戻れるようなマンションに住んで、自分のペースに合わせてメリハることのできる共同生活が求められる。

【2】日常の夫婦生活をメリハる団塊世代

(1) 一緒にいたい夫、一人の時間を大切にしたい妻
2003年に当研究所で実施した「50代からのライフスタイル調査」によると、今後望む生活として「夫婦でいっしょに暮らしたい」人は、男性94.9%、女性85.3%、「一人の時間を大切にしたい」人は、男性69.9%、女性75.0%。

(2) 求められる団塊の夫婦のメリとハリ
意識ギャップがある中、夫婦円満であるためには、一人の状態である「メリ」と、一緒にいる状態である「ハリ」を上手につけることが必要である。

recipe 10 「個室」でメリる、「食卓」でハリる
今回の調査によると、50代の65%の人が「夫婦にも別々の部屋が必要である」と答えている。個室は「一人で過ごす(メリる)」ことのできる空間であり、今後取り入れる夫婦は増えるだろう。また、定年を迎えた60代の85%の人が「夕食を食べながら夫婦の日頃のコミュニケーションを行っている」と答えている。定年後の日常生活において、「食卓」が夫婦のコミュニケーションの場となり、「ハリ」として活用されそうである。

 

調査概要

1. 調査名 生活に関するアンケート調査
2. 調査目的 首都圏に暮らす人々のさまざまな生活意識・行動を把握する。
3. 調査項目 食生活、住まい方・住まい観、余暇・仕事、家事、家計観など
4. 調査時期 2005年9月
5. 調査対象者 都市生活研アンケートモニター(1都3県居住)より抽出
6. 回答者数 2706件(回収率71.7%)
7. 調査方法 質問紙郵送法

このレポートの内容は、2006年1月中旬以降に 都市生活研究所のホームページに掲載いたします。
http://www.toshiken.com

 

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