家庭用燃料電池コージェネレーションシステム“LIFUEL”を設置した
戸建住宅を東京都武蔵野市で分譲開始
〜積水ハウスが戸建分譲住宅として2地区目の導入!〜
東京ガス株式会社(社長:市野紀生、以下「東京ガス」)は家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「ライフエル(LIFUEL)」を、積水ハウス株式会社(社長:和田 勇、以下「積水ハウス」)が販売する建売分譲住宅に導入(※1)することとなりました。
導入するのは、積水ハウスが、平成17年11月12日から販売を開始する分譲地「コモンステージ吉祥寺・桜の杜」(東京都武蔵野市吉祥寺東町3-172-1他、全31区画、第1期分譲16区画)内の戸建分譲住宅7棟です。
当該物件への「ライフエル」の導入は、積水ハウスが今年4月に行った持続可能な社会の実現を目指した「サステナブル宣言」の一環として行われるものです。地球環境保護と「住環境創造企業」を目指す積水ハウスでは、エネルギー効率の高い家庭用燃料電池コージェネレーションシステムに早くから着目しました。戸建住宅への導入に関して東京ガスと検討を重ね、今年4月に分譲を開始した八王子「京王堀之内」分譲地内の建売住宅において一般戸建住宅としては世界初(※2)の導入を行い、引き続き当該物件へ導入する運びとなったものです。
当該物件では「ライフエル」が発電した電気と、同時に発生する熱を利用したお湯でより快適な生活を実現できる住宅設備(大型浴槽、食器洗い乾燥機)とガス温水床暖房・浴室暖房乾燥機・温水ラジエーターを備えており、快適な暮らしを送りながら地球環境へも貢献することができます。
「ライフエル」は、都市ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させることで発電し、同時に発生する熱を利用して給湯も行なうというエネルギー効率の高いコージェネレーションシステムです。これによって、地球温暖化の原因物質であるCO2の排出量が従来システムに比べ約40%削減、一次エネルギー消費量も約26%削減可能となることから、地球温暖化対策の一つとして期待されています。
東京ガスと積水ハウスは、今後とも家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「ライフエル」を導入した先進の環境配慮型住宅の普及に努め、お客さまの快適な暮らしづくりと地球環境に貢献してまいります。
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「FCパートナーシップ契約」(燃料電池をご利用いただく方と東京ガスとの間で結ぶ契約。3年間のデータ提供やアンケートへのご協力、当社所有の燃料電池を10年間ご利用いただくことなどを定めたもの)により東京ガスが燃料電池を設置いたします。(ライフエルの詳細ページ) |
※2 |
商用製品としての一般戸建住宅における定置用燃料電池(都市ガス仕様)の導入。 |
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