家庭用燃料電池コージェネレーションシステム
「ライフエル」を設置した建売住宅を分譲開始
〜神奈川「京急ニューシティ 湘南大津の丘」で8月1日より〜
パナホーム株式会社
東京ガス株式会社
平成17年7月26日
パナホーム株式会社(本社:大阪府豊中市、社長:田尻勝彦、以下「パナホーム」)では、このたび、東京ガス株式会社(本社:東京都港区、社長:市野紀生、以下「東京ガス」)の家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「ライフエル“LIFUEL”」を導入した建売住宅全6戸を、「京急ニューシティ 湘南大津の丘」(神奈川県横須賀市)にて8月1日より分譲開始いたします。
「ライフエル」は、都市ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させることで発電し、同時に発生する熱を利用して給湯も行うというエネルギー効率の高いコージェネレーションシステムです。これによって、地球温暖化の原因物質であるCO2の排出量が、従来システムに比べて約40%削減、一次エネルギー消費量も約26%削減可能となることから、地球温暖化対策のひとつとして期待されています。
同分譲住宅では、「ライフエル」が発電した電気と、同時に発生した熱を利用してできたお湯を、屋内外含めた7ヶ所に給湯します。また、より快適な生活を実現するガス温水式床暖房を標準採用しているほか、屋外に「ジャグジーバス」を採用した住戸もあり、これからの豊かな暮らしを提案しています。
パナホームは、人と地球にやさしい「エコライフ住宅」を提唱。エコロジーの考え方を一歩進め、環境にできるだけ負荷をかけず、しかも家族が健やかに安心して暮らせる健康快適な住まい。心地よい暮らしとともに地球環境の貢献にもつながる、そんな住まいづくりに取組んでいます。「ライフエル」の導入により、従来のソーラー発電システムに加え、お客さまにとってさらに選択肢が広がることで、エコライフ住宅・環境配慮型住宅のさらなる普及を目指してまいります。
東京ガスは「快適な暮らしづくりと環境に優しい都市づくりに貢献する」という経営理念のもと、「快環シナジー生活」をキーワードに掲げ、家庭用燃料電池を世界に先駆けて市場導入しました。今後とも家庭用燃料電池コージェネレーションシステムのさらなる研究開発・普及を通じて、お客さまの快適な暮らしづくりと地球環境問題の改善に積極的に貢献してまいります。
<お客さまからのお問い合せ先>
・分譲物件については…パナホーム株式会社神奈川支社 0120−68−7466
(平日10:00〜16:00・土日祝10:00〜17:00)
・燃料電池については…東京ガス株式会社 0120−593039(10:00〜17:00・土日祝を除く)
<参考資料>
「京急ニューシティ
湘南大津の丘」分譲住宅 完成予想図
<燃料電池 設置状況> <ジャグジーバス完成予想図>
「京急ニューシティ
湘南大津の丘」概要
名称
|
「京急ニューシティ
湘南大津の丘」
|
所在地
|
神奈川県横須賀市池田町1丁目他
(京浜急行電鉄「京急大津」駅よりタウン入り口まで徒歩7分)
|
開発総面積/総戸数
|
65491u(19810.9坪)/183戸
|
開発事業主体
|
京浜急行電鉄株式会社
|
パナホーム
第5期分譲 概要
|
販売戸数
|
6戸
※今回の第5期分譲6戸、全てに家庭用燃料電池を導入しています。
|
販売開始
|
平成17年8月1日
|
販売形態
|
所有権付宅地建物分譲
|
売主/設計/施工
|
パナホーム株式会社
|
建物
|
軽量鉄骨造2階建
|
敷地面積
|
205.74u(62.23坪)<1戸>〜557.21u(168.55坪)<1戸>
|
延床面積
|
117.77u(35.62坪)<1戸>〜145.57u(44.03坪)<1戸>
|
販売予定価格
|
6260万円〜7040万円(消費税込)
|
当社販売済戸数
|
第1期:6戸、第2期:6戸、第3期:3戸、第4期:8戸
|
注)家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「ライフエル」のご利用にあたり、東京ガスとの間で、「FCパートナーシップ契約」を締結していただきます。「FCパートナーシップ契約」は、3年間のデータ提供やアンケートのご協力、東京ガス所有の燃料電池を10年間ご利用いただくことなどを定めたものです。メンテナンス費用等の一部として契約料100万円をお客さまに別途ご負担いただきます。
■「京急ニューシティ
湘南大津の丘」区画図
●16-4号地および16-7号地はモデルハウスとなっております。
(見学には事前予約が必要です)
■家庭用燃料電池コージェネレーションシステムについて
パナホームが、「京急ニューシティ
湘南大津の丘」6棟に導入する家庭用燃料電池は、東京ガス株式会社および松下電器産業株式会社の共同開発によるものです。
<家庭用燃料電池コージェネレーションシステムとは>
家庭用燃料電池コージェネレーションシステムは、自宅で“都市ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させることで電気をつくり、その時に発生する熱を利用して同時にお湯を作る”という新しいエネルギーシステムです。
※コージェネレーションシステムとは、1つのエネルギーから電気や熱などの2つ以上のエネルギーを作り出すシステムのことを言います。
<家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの仕組>
2つのユニット(燃料電池ユニット、貯湯ユニット)で構成されております。
燃料電池ユニット(左):都市ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて発電します。
貯湯ユニット(右):発電する時に発生する熱を利用してつくったお湯を貯めておき、家庭内に供給します。
|