「群馬地区」供給約款および選択約款の変更について

−「１２Ａガス」から「１３Ａガス」へ−

東京ガス株式会社
広　　報　　部
平成17年5月13日

東京ガス株式会社（社長：市野紀生）は本日、経済産業大臣に対し、平成１７年６月１９日を実施日とする、群馬地区における熱量変更に伴うガス料金表の適用地区の変更とその切替措置を主な内容とした、「群馬地区」供給約款および選択約款の変更の届出を行いました。

これまで群馬地区(高崎市・前橋市・藤岡市・榛名町)においては、新潟県で産出される天然ガスを帝国石油株式会社（以下、「帝国石油」）から１３Ａガス(43.14MJ)で受け入れ、熱量を調整して１２Ａガス(41.8605MJ)としてお客さまに供給させていただいておりましたが、今後は熱量を調整せず、帝国石油から受け入れた１３Ａガスのまま供給させていただくよう、平成１６年１月より熱量変更作業を行ってまいりました。
　熱量変更作業の終了に伴い平成１７年６月１５日より１３Ａガスの供給を開始いたしますが、供給ガスが１３Ａガスに完全に切り替わる平成１７年６月１９日より、それまで適用していた１２Ａ地区料金表に替わり、１３Ａ地区料金表を適用させていただきます。
  ガス料金につきましては、すでに平成１７年１月１日付で実施した料金引下げの際に、熱量調整装置の廃止など熱量変更に伴う効率化成果を織り込んで作成・公表しております。なお、供給ガスが切り替わる前後の１２Ａ地区料金表と１３Ａ地区料金表は、同一熱量で等価となるように設定しております。

   現在、規制緩和の進展等により、電力・ガス事業者の相互参入や新規事業者の参入が進み、エネルギー市場での競合はますます厳しくなっておりますが、当社は引き続き経営効率化を推進するとともに、経済性・環境性に優れたエネルギーである天然ガスの優位性を活かしつつ、安定供給・保安の確保とさらなるお客さまサービスの向上に努め、お客さま、株主の皆さま、そして社会からのご期待とご信頼にお応えしてまいります。

以　上