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これからは、大人にも自分のための空間・場所が重要になる時代に
〜『できる人の書斎術(新潮新書)』発刊のお知らせ〜

東京ガス株式会社
広  報  部
平成17年2月15日

東京ガス都市生活研究所では、豊かな暮らしの創造のために、新たな住スタイルをこれまでも提案し続けてきました。本書では、これまでの研究成果を踏まえて、キャリアアップだけではなく、人間として成長する場としての「書斎」を取り上げ、自分のための空間や場所を持つ意義について、著名人をはじめ、様々な事例をもとに考え、その価値をご紹介しております。また、2003年に行った「書斎に関する調査」の結果も掲載しております。  

■本書のポイント:

1.書斎適齢期は30代 その背景にパソコンの存在は大きい。
 狭い住宅のなかで、これまでは書斎は憧れの空間であった。しかし、その状況はインターネット社会の進展により一変した。パソコンは、仕事でも家庭でも欠かせないツールとなったことで、専用の置き場が住まいのなかに設けられるようになったのだ。その場所を多くの人が「書斎」と呼んでいる。2003年に都市生活研究所が行なった調査では、書斎を持つ30〜40代の回答者200名のうち、7割の人が30代後半までには書斎を持っていることがわかった。書斎適齢期は、いまや30代ともいってよいだろう。

2.書斎の価値は、自分を見つめ直すことができること
 書斎を持つ人のうち、約半数(48.5%)が、毎日、書斎で時間を過ごし、その平均滞在時間は1時間以上の場合が8割を超える。書斎がデッドスペースはなっていないことがわかる。インタビュー調査では、「忙しい毎日のなかで、一人で過ごす時間を持つことで自分と向き合える。」「自分の居場所があることが生活にプラスになる」といった意見が、非常に多くきかれた。つまり、1人で自分を見つめ直し、考える空間として書斎の価値が認められていることがわかる。そのため、書斎の条件として、パソコンや机の存在だけでなく、1人になれること(64.5%)、静かなこと(45.5%)が上げられているのは、うなずける結果である。

3.家族関係にも役立つ書斎
 自分の居場所があることは心に余裕がうまれ、家族と一定の距離をとることや、冷静に相手を思いやることができる。インタビューでも、大人の場合は個室があるからこそ、家族とのコミュニケーションの価値も感じることができるといった声が多かった。

4.身体は快適に、頭は冴える環境を自分で作る。
  自分を見つめ直し、明日の行動をよりよい方向にするためには、書斎空間をただ持てばいいのではなく、書斎環境を整えることが必要になる。どうせ、1日のうちにいる時間は短いとあきらめてしまうと、季節によっては、書斎での滞在は不可となり、その価値が大きく変動する。勉強部屋には頭寒足熱が大切と昔からいわれる。書斎でも大切なことは、頭寒足熱を実現できる床暖房などの冷暖房設備などにより、快適環境を守りながらも、考えるためによりよい空間を自らが整備していくことだろう。

■ 本の紹介
著 者:東京ガス株式会社 西山昭彦・中塚千恵
発行所:(株)新潮社  新潮新書  2005年1月20日発行 定価:本体680円(税別)

 

 

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