企業の社会的責任をさらに充実!
CSR推進体制を強化
東京ガス株式会社
広 報 部
平成16年11月30日
東京ガス株式会社(社長:市野紀生)は、企業の社会的責任(CSR)を果たす取り組みを一層強化するために、副社長を議長とするCSR推進会議を設置いたします。あわせて、コーポレート・コミュニケーション本部広報部に同会議の事務局となるCSR室を12月1日付けで設置いたします。
当社は、「経営理念」(参考1)とその実現のベースとなる「企業行動理念」(参考2)に基づき、地域社会との信頼関係の構築を第一に、事業活動を通じて社会に貢献していくことを経営の根幹に位置づけ、「天然ガスを中心とした『エネルギーフロンティア企業グループ』として、『快適な暮らしづくり』と『環境に優しい都市づくり』に貢献し、お客さま、株主の皆さま、社会から常に信頼を得て発展し続けていく」ことを実現すべく、継続的な努力によって、企業価値の増大を図りつつ、「社会的責任」に関する取り組みを行ってまいりました。
これまでも当社は、コンプライアンス、環境、IR、社会貢献活動等については、それぞれ専門部所を設置して、全社的取り組みを推進してまいりました。
近年、企業の社会的責任(CSR)は、これまで以上に企業活動に不可欠な取り組みとなっております。こうした社会動向を踏まえ、それぞれの事業活動や既存の取り組みに横串を通しつつ、従来にも増して全社的な推進を図っていくことが必要であるとの認識のもと、「CSR推進会議(議長:鳥原副社長)」と「CSR室」を設置し、CSR推進体制を強化いたします。
今回の取り組みにより、お客さま、株主、地域社会、従業員、取引先などのステークホルダーの皆さまに対する諸活動について、一貫性の確保と質的向上を図るとともに、それぞれの事業活動における社会的責任を一層明確にし、社会の持続的発展に寄与してまいります。
あわせて、平成6年(1994年)から毎年発行してまいりました『環境報告書』については、これまでも社会的側面を順次充実させてまいりましたが、次年度からは環境・社会・経済の3側面のバランスに配慮して、さらなる充実を図り、当社のCSR推進の取り組みをよりわかりやすく発信していく予定です。
【東京ガスのCSR推進体制の概要】
(1)CSR推進会議
副社長執行役員鳥原光憲(コーポレート・コミュニケーション本部長)を議長に各本部企画担当部長、関係各部長を委員(13名)とする会議体で、12月に第1回会議を開催いたします。当会議では、「オール東京ガス」のCSR活動に関する重要事項の審議を中心に、CSR活動を推進していきます。
(2)CSR室
コーポレート・コミュニケーション本部広報部に設置し、総合企画部経営企画グループと共同でCSR推進会議の事務局を担務します。あわせて、対外的窓口機能やCSRに関する報告書作成等の情報発信機能を果たします。さらに、社内への浸透を推進するとともに、各部門のCSR活動の推進をサポートします。
【参考】
(1)経営理念
東京ガスグループは、天然ガスを中心とした「エネルギーフロンティア企業グループ」として、「快適な暮らしづくり」と「環境に優しい都市づくり」に貢献し、お客さま、株主の皆さま、社会から常に信頼を得て発展し続けていく。
(2)企業行動理念
1.公益的使命と社会的責任を自覚しながら、企業価値を増大させていく。
2.常にお客さま満足の向上をめざし、価値の高い商品・サービスを提供する。
3.法令およびその精神を遵守し、高い倫理観をもって、公正かつ透明な企業活動を行う。
4.環境経営トップランナーとして、地球環境問題の改善に貢献する。
5.良き企業市民として奉仕の精神を深く認識し、豊かな社会の実現に貢献する。
6.絶えざる革新により、低コスト構造で、しなやか、かつ強靭な企業体質を実現する。
7.一人ひとりの「能力・意欲・創意」の発揮と尊重により、「活力溢れる組織」を実現する。
以 上
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