オマーンLNG社とのLNGスポット契約の締結について
東京ガス株式会社
広 報 部
平成16年2月24日
東京ガス株式会社(社長:市野紀生)は、オマーンLNG社との間でLNGのスポット売買に関して協議を進めておりましたが、今般同社との間でスポットFOB受渡に関するマスターアグリーメントを締結するに至りました。これは、価格・数量・受渡日等を除く契約の履行に必要な諸条件につき予め合意しておくもので、具体的な取引の迅速な実現を可能にするものです。
また同時に、昨年9月に就航致しました自社LNG船「エネルギー フロンティア号」の余剰輸送能力を活用し、本アグリーメントに基づき、本年3月に1カーゴを引き取ることに合意致しました。これは、当社として、自社LNG船の輸送能力を活用し、購入するLNGの競争力と柔軟性を高める取り組みの一環として進めるものです。
当社にとりましては、オマーンLNG社との直接契約に基づきオマーン国からカーゴを購入する初めてのケースとなります。平成16年2月現在、当社は6カ国7プロジェクトの長期契約に基づきLNGを輸入しておりますが、これにマスターアグリーメントを加えることにより、LNG調達の選択が広がることになります。
・売 主:オマーンLNG社
・買 主:東京ガス株式会社
・受渡日:3月上旬(オマーン国カルハット基地)
・数 量:1カーゴ(約66,000d)
以 上
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