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東京ガス、ダイムラー・クライスラー燃料電池自動車(F-Cell)を導入
〜グローバルな燃料電池自動車プログラムへ国内初参加〜

東京ガス株式会社
広  報  部
平成15年10月16日

 東京ガス株式会社(東京都港区、社長:市野 紀生)は、「水素エネルギーの利用と燃料電池自動車の普及を通じて環境負荷低減に貢献する社会システムを推進する」というダイムラー・クライスラーの取り組みに賛同し、ダイムラー・クライスラー日本株式会社(DCJ)(東京都港区、社長:ハンス・テンペル)と燃料電池乗用車「F-Cell」(エフ・セル)に関するパートナーシップ契約を締結しました。

 今回締結したパートーナーシップ契約は、200210月にドイツ・シュツットガルトで発表された、日本・ドイツ・米国・シンガポールの4カ国に合計60台のF-Cell2003年から2004年にかけて導入するという“F-Cellグローバルプログラム”の一環であり、日本国内初のプログラム参加となります。

 当社はパートナーとしてDCJ社よりF-Cell1台を36ヶ月間提供(内2ヶ月/年は一時返却)され、自社使用いたします。導入は今年11月を予定しており、8月にすでに導入している燃料電池自動車(トヨタ製)と共に当社の通常業務用車両として使用します。また各種環境イベント等における試乗会や展示などにも積極的に活用し、当社の水素ビジネスへの取り組み、燃料電池自動車の普及に向けた広報啓発活動を行っていく予定です。

 現在当社は、水素・燃料電池実証のための国家プロジェクト(JHFCプロジェクト)に参加し、東京都荒川区の社有地に燃料電池自動車用の「水素ステーション」を建設し、実証運転を行っています。(日本酸素との共同事業)
 世界規模で取り組みを進めている両メーカーの燃料電池自動車を実使用することによって水素ステーション利用者からの視点を加えた評価が可能となり、実証運転がより一層効果的に行えるものと期待しております。

 これらの知見と、東京ガスが保有する「天然ガスインフラ」「高効率な水素製造技術」「天然ガス自動車ステーションの経験」によって、「水素インフラ」の整備普及に貢献していくとともに、新ビジネスの創出を目指してまいります。

以上

なお、ダイムラー・クライスラー日本株式会社は、株式会社ブリヂストンとも同契約を締結しました。


<参考>ダイムラー・クライスラー「F−Cell」車両仕様

名称

F-Cell (エフ・セル)

ベース車両

メルセデス・ベンツ Aクラス

主要寸法

全長/全幅/全高

3,785/1,720/1,610 mm

燃料電池システム

最大出力

68.5 kW

電動機

種類

誘導式 Induction Motor

最大出力

65 kW

最大トルク

210 Nm

最高回転数

13,000 rpm

燃料

燃料

圧縮水素 350bar

性能

航続距離

150 km

最高速度

140 km/h

(スピードリミッターによる)

電池

種類

ニッケル水素電池 NiMH

出力 (連続/最大)

15/20 kW

容量

6.5 Ah, 1.4 kW



 

 

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