本文へ フッターメニューへ サイトマップへ
会社情報TOP 会社案内 株主・投資家向け情報 採用情報 取り組み・活動 資材調達 プレスリリース
現在位置:東京ガスサイトTOP > 東京ガスについて > プレスリリース
お問い合わせはこちらへ

「東京ガス環境報告書2003」の発行について

東京ガス株式会社
広  報  部
平成15年6月30日

 東京ガス株式会社(社長・市野紀生)は、このほど「東京ガス環境報告書2003」を発行しました。この報告書は、当社の環境保全活動の内容と成果をとりまとめたもので、1994年度から毎年発行しており、今回で10回目となります。掲載データの一層の充実を図っており、詳細情報については昨年同様インターネットにて公開しております。なお、「東京ガス環境報告書2003」は2002年度
(2002年4月〜2003年3月)の活動を報告対象にしております。

■「環境報告書2003」のトピックス
1.環境保全活動の主な成果
 当社「環境保全ガイドライン」の目標に対し、2002年度の主な成果は以下の通りです。
(1)「温暖化対策ガイドライン」において、エネルギーの有効利用を更に進めた結果、都市ガス製造量あたりのエネルギー使用原単位が9.3%(2002年度目標1%)削減されました。
(2)「NOx対策ガイドライン」において、低NOx化技術の開発・普及により、都市ガス利用機器の平均NOx濃度が90年度比71%(2002年目標75%)となり、2003年度目標を1年前倒しで達成しました。
(3)「資源循環の推進ガイドライン」において、紙ごみ発生量を99年度比23%(2002年度目標14%)削減、また、掘削残土の外部排出比率は27%(2002年度目標34%)となり、ともに目標を大きく上回りました。

2.2003年度版の特徴
 今年度の報告書は、第三者審査における指摘事項や、お客さまからのアンケート回答をもとに、これまで以上にわかりやすい編集を心がけました。そのポイントは以下のとおりです。
(1)掲載データの一層の充実を図りました。
・事業活動に伴う環境負荷を適切に開示するため、CO以外の温室効果ガス排出量を掲載しました。(12ページ)
・グループとしての環境情報開示推進として、新たに「関係会社における環境活動」ページを設けました。(28ページ〜29ページ)
・企業の社会的責任等を果たすための情報開示推進の一環として、「コンプライアンス推進」の取組みを掲載、「社会的活動に関する報告」を充実させました。(30ページ〜36ページ
・温暖化対策ガイドライン(お客さま先でのCO排出抑制)について、その考え方の解説を掲載しました。(インターネット版)
(2)本報告書の作成にあたり、当社排出の古紙を回収、リサイクルした再生紙を使用しました。
(3)報告書の発行日を早め、情報開示の迅速化に努めました。

■2002年度の主な実績
1.環境会計
 当社は、昨年・一昨年度に引き続き、(社)日本ガス協会が2001年3月に取りまとめた「都市ガス事業における環境会計導入の手引き」を活用し、2002年度実績を集計しました。結果は以下の通りです。
(1)環境保全コスト(百万円)  
 

2002年度

2001年度

投資額

1,523

1,204

費用額

7,685

5,309

*2002年度投資額は、全社設備投資額938億円の1.6%
*2002年度費用額は、全社総売上高9,922億円の0.8%

(2)環境負荷改善効果
 CO、NOx、COD(化学的酸素要求量)、残土外部排出量、産業廃棄物、一般廃棄物等について、改善効果を物量(原単位もしくは総量)で表示しました。また、お客さま先での改善効果では、CO抑制量や使用済みガス機器・金属くず回収量を表示しました。
(3)実質的な経済効果
 7,934百万円(2001年度:8,232百万円)
 *仮定や推定に基づくみなし効果は計上しておりません。

2.環境保全活動・社会的活動
(1)中長期的目標を掲げる当社環境保全ガイドラインのもと、年度目標を設定し、環境活動を実施しました。(◎は目標達成)
・お客さま先のCO排出抑制量 334万トン−CO(目標372万トン−CO
・事業活動に伴うエネルギー使用原単位削減率
  工場     :9.3%(目標 対前年度1%)◎
  地域冷暖房  :▲1.0%(目標 対前年度1%)
  事業所    :▲9.9%(目標 対前年度1%)
・都市ガス利用機器平均NOx濃度(90年度比)  71%(目標75%)◎
・産業廃棄物最終処分率              15%(目標9%)
・紙ごみ発生量削減率(99年度比)        23%(目標14%)◎
・紙ごみ再資源化率                76%(目標80%)
・掘削残土の外部排出比率(想定排出量比)     27%(目標34%)◎
(2)環境リスクに対し適正に対応しました。
・2002年度に、予定していた全ての社有地の土壌調査を完了し、結果を公表、対策を講じました。
・PRTR法に則した化学物質の管理・削減活動を行いました。
(3)環境マネジメント体制の向上を図りました。
・2002年10月に、本社部門でISO14001認証を取得しました。
・関係会社のEMS(環境マネジメントシステム)構築支援を積極的に行い、1社がISO14001認証取得、4社が取得準備を開始しました。(2001年に2社が認証取得済み)
(4)CO排出抑制の有効な手段とされるガスコージェネレーションの普及が着実に進んでいます。
・ガスコージェネレーション 93万6千kW(対前年度16.1%増)
(5)NOx排出量の少ない天然ガス自動車の普及が着実に進んでいます。
・天然ガス自動車普及台数 6,697台(対前年度42.8%増)
(6)水素社会の到来に向けた技術開発を更に推進しました。
(7)2002年度も様々な場で、環境パートナーシップを推進しました。
・エコ・クッキングの累計参加者数が26,000人を突破。
・環境イベントへの参加、社会貢献活動、多数実施。

3.その他
(1)発行部数       :日本語版10,000部、英語版1,000部
(2)インターネットでの公開:日本語版、英語版(8月発行予定)とも冊子発行と同時
   URL        :http://www.tokyo-gas.co.jp/env/
(3)大きさ等        :A4カラー44ページ


                                     以上
 

 

この件に関するお問合せはこちらへ
はじめへ
[ プレスリリース一覧に戻る ] | [ ひとつ前に戻る ]