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お詫び:FCV納車式は、都合により延期となりました。なお、開所式は予定通り行います。 民間企業初の燃料電池車導入 及び 都内初の水素ステーションの竣工 東京ガス株式会社 導入する燃料電池車は、トヨタ自動車株式会社(愛知県豊田市、社長:張 富士夫)の燃料電池ハイブリッド乗用車「トヨタFCHV」で、5月12日に30ヶ月のリース契約を締結いたしました。納車後は、当社の通常業務用車両として使用するほか、試乗会等各種環境イベントでの広報啓発活動にも活用していく予定です。自社にて燃料電池車を所有することにより水素ステーションの計画的な実証試験が可能となるため、より幅広く有用な実証データの取得も期待されます。 千住水素ステーションは、JHFCプロジェクト(後述)により、当社が日本酸素株式会社(東京都港区、社長:田口 博)と共同で、2002年11月から荒川区南千住の社有地内に建設を進めてきたものです。東京都内の定置式水素ステーションとしては第1号の竣工となります。水素製造の原料にはLPG(液化石油ガス)を使用し、水素製造装置は工業用に実績のあるオンサイト型都市ガス改質高純度水素製造技術をベースに、小型6塔式PSAによるコンパクト・高効率な水素精製装置の採用などの改良を図っています。運用開始後は、水素ステーションの実運転、燃料電池車への実充填を通じて、水素製造供給技術・運転ノウハウの実証を行うとともに、環境特性・エネルギー効率・安全性・経済性などに関するデータを取得していきます。実証データは、規制・基準の整備や水素エネルギー・燃料電池の社会的受容性の向上への活用のほか、技術開発、ビジネス検討にフィードバックしていく予定です。また、千住水素ステーションは来月2日から始まる世界ガス会議のテクニカルビジットにおいても視察先のひとつとなっております。 当社は、家庭用燃料電池コージェネの2004年度中の実用化を目指すなど、水素エネルギー・燃料電池の実用化に向けて積極的に取り組んでいます。首都圏の都市ガスインフラ、天然ガス自動車での経験、高効率な都市ガス改質水素製造技術を活かして、水素インフラの普及拡大に貢献していくと同時に、新規ビジネスモデルの創出を目指していきます。 以上 <参考> ■JHFCプロジェクト(Japan Hydrogen & Fuel Cell Demonstration Project) 経済産業省固体高分子形燃料電池システム実証試験のうち、(財)エンジニアリング振興協会の実施する「燃料電池自動車用水素供給設備実証等研究」と(財)日本電動車両協会の実施する「燃料電池自動車実証研究」で構成される国内初の大規模な実証プロジェクト。(2002年度から3年間の予定) ■千住水素ステーション ・建設地 荒川区南千住3-28 東京ガス社有地内 ・主要仕様 水素製造能力:50Nm3/h 水素の純度:99.99% 充填能力:大型バス1台もしくは乗用車5台連続充填可能 ・東京ガスと日本酸素の分担 東京ガス:ディスペンサーを除くステーション全般 日本酸素:ディスペンサー ■PSA(Pressure Swing Adsorption) 圧力スイング吸着方式による水素精製装置。工業用等に広く使用されている。 同等能力の当社既開発工業用オンサイト都市ガス改質水素製造装置(3塔式PSA)では、1塔:直径50cm×高さ2.9mであったが、千住水素ステーション(6塔式PSA)では、1塔:直径15cm×高さ2.0mのものを採用。 ■燃料電池車納車式 日時:平成15年5月29日 10:00− 場所:港区海岸1-5-20 東京ガス株式会社 浜松町本社ビル ■JHFC千住水素ステーション開所式 日時:平成15年5月29日 11:30− 場所:荒川区南千住3-28 東京ガス株式会社 千住社有地内 来賓・報道関係者向けに水素充填デモンストレーション・燃料電池車試乗会を実施予定 |
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