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「3社連携パイプライン(仮称)の共同建設について」 東京ガス株式会社 東京ガス株式会社(以下、「東京ガス」という)、静岡ガス株式会社(以下、「静岡ガス」という)及び帝国石油株式会社(以下、「帝国石油」という)の3社は、2006年末の完成を目指し、静岡県富士市から御殿場市にいたる天然ガスパイプライン(以下、「3社連携パイプライン」という)を共同建設することに合意しました。なお、建設および操業を含む共同事業を円滑に運営していくため、来年末までに3社均等出資による事業会社を設立する予定です。 また、帝国石油は、現在建設中の「甲府ライン」をさらに延伸して、2006年末完成を目途に、山梨県甲府市近郊(昭和町)と静岡県御殿場市を結ぶ「静岡ライン(仮称)」の建設を決定しました。一方、静岡ガスは、静岡県東部への供給体制増強のため、2004年央の完成を目指して、清水LNG梶u袖師基地」と富士市を結ぶパイプライン「第二駿河幹線」を建設中です。さらに、東京ガスは、神奈川西部方面の需要に合わせ、3社連携パイプラインから既存ネットワークに向けてパイプラインを延伸していく予定です。これらを繋ぐ3社連携パイプラインの建設により、各社の持つ天然ガスインフラ、即ち、LNG基地、国内ガス田、天然ガス輸送パイプライン等が有機的に結合し、天然ガスが広域的に流れるネットワークが形成されます。 本構想の目的は、地球環境問題への対応などで将来にわたり増大が予測される各 社の天然ガス需要に対応し、安定的かつ経済的な天然ガス供給体制を3社が連携して確立することにあります。これにより各社が得る具体的なメリットは、以下の通りです。 [ 東京ガス ] 神奈川西部方面の需要に合わせて、3社連携パイプラインからパイプラインを延伸し、需要に対応していくとともに、将来、東京ガスの既存ネットワークと連絡することにより、供給能力・供給安定性のさらなる向上を図ります。また、東京ガス甲府支社管内の供給安定性が大幅に向上します。 [ 静岡ガス ] 帝国石油の国産天然ガスネットワークと繋がることで、LNG基地の緊急時対応や運営の柔軟性が図られ、供給安定性が向上するとともに、将来は帝国石油および 東京ガスにLNG気化ガスを供給することにより、LNG基地の稼働率が高まり、 経済性が向上します。 [ 帝国石油 ] これらのパイプライン完成当初の数年間は、供給能力に余裕があることから、静岡ガスへ向けて国産天然ガスを供給しますが、その後は、静岡ガスからLNG気化ガスの供給を受ける予定です。それにより、日本海側からは国産天然ガス、太平洋側からはLNG気化ガスと2つのガスソースを確保でき、これらを有機的に連携させることで供給安定性が大幅に向上するとともに、将来の需要の伸びに対しても、安定的に供給していくことが可能になります。 東京ガス、静岡ガス、帝国石油各社は、環境にやさしく、また、エネルギー資源としても重要性を増しつつある天然ガスの普及・拡大を通じ、これからも地域社会、お客様、ならびに株主の皆様のご信頼とご期待にお応えしてまいりたいと考えております。 <3社連携パイプライン(仮称)の概要> 1. 区 間 :静岡県富士市〜御殿場市 2. 仕 様 :設計圧力約7MPa、管径20インチ(500mm) 3. 延 長 :約33km 4. 工 期 :着工予定 2004年、完成予定 2006年 <帝国石油の静岡ライン(仮称)の概要> 1. 区 間 :山梨県中巨摩郡昭和町〜静岡県御殿場市 2. 仕 様 :設計圧力約7MPa、管径16インチ(400mm) 3. 延 長 :約83km 4. 工 期 :着工予定 2004年、完成予定 2006年 ![]() |
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