原料価格の変動とガス料金の調整について
東京ガス株式会社
広 報 部
平成14年7月29日
東京ガス株式会社は、「原料費調整制度」に基づき、平成14年10月〜12月検針分の従量料金単価(東京地区等)を、平成14年7月〜9月検針分の従量料金単価と同額にさせていただきます。
今回の調整は、平成14年4月〜6月の平均原料価格に基づくものです。
なお、平成14年10月〜12月検針分に適用するガス料金につきましては、当社支店等の店頭での掲示や平成14年9月の検針票であらかじめお客さまにお知らせいたします。
1.平成14年10月〜12月期ガス料金
(1)供給約款料金表(東京地区等)
(各月のご使用量に応じてA〜Fの各料金が適用されます。)
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料金表A |
料金表B |
料金表C |
料金表D |
料金表E |
料金表F |
月間使用量 |
0〜20m3 |
21〜80m3 |
81〜200m3 |
201〜500m3 |
501〜800m3 |
801m3〜 |
基本料金
(円/月) |
690 |
1,040 |
1,460 |
2,000 |
5,050 |
9,610 |
従量料金
(円/m3) |
127.25 |
109.75 |
104.50 |
101.80 |
95.70 |
90.00 |
(2)モデル世帯における影響
(円/月)
1ヶ月のご使用量
50m3 |
平成14年10月〜12月
適用料金 |
平成14年7月〜9月
適用料金 |
増減 |
消費税抜き |
6,527 |
6,527 |
0 |
消費税込み |
6,853 |
6,853 |
0 |
2.原料価格の変動
(円/t)
基準平均原料価格(a) |
27,160 |
平成14年4月〜6月 平均原料価格(b) |
26,840 |
|
LNG |
26,810 |
LPG
|
31,670 |
差 額(b−a) |
▲320 |
注.LNG価格、LPG価格はともに通関統計値。
[参 考]原料費調整制度の概要
*為替レートや原油価格の変動等による原料価格の変動に応じて、3ヶ月毎にガス料金の従量料金単価(ガス1立方メートル当たりの単価)を調整する制度です。
*「基準平均原料価格(27,160円/t)」と「平均原料価格(四半期毎のLNG、LPGの輸入価格より算定)」との差額に基づいて、原料価格の変動100円につき、ガス1立方メートル当たり0.084円従量料金単価が調整されます。
*原料価格の変動については、LNG、LPGとも通関統計実績によります。
*料金の小幅かつ頻繁な調整や、大幅な変動を避けるための仕組みを設けております。具体的には、以下のとおりです。
・「基準平均原料価格(27,160円/t)」と「平均原料価格」との差額が1,360円以内である時は、ガス料金の調整は行われません。
・「平均原料価格」が43,460円(上限値)を越えた場合には、「平均原料価格」は43,460円であるとしてガス料金の調整を行います。
(参考資料)
原料費調整単価の計算
■平均原料価格の算定
LNG平均価格(通関統計値)26,810円/t×
0.9314
LPG平均価格(通関統計値)31,670円/t×
0.0591
+)
26,842.531
↓(10円未満四捨五入)
26,840円/t
■原料価格変動額の算定
26,840円/t−27,160円/t=
▲320円/t
(100円未満切り捨て)
↓
▲300円/t
*原料価格変動額(基準平均原料価格と平均原料価格との差額)が±1,360円(±5%)以内、すなわち平均原料価格が、25,800円から28,520円までの範囲内である場合は基準従量料金単価は調整いたしません。
■モデル世帯における影響
(円/月)
1ヶ月のご使用量
50m3 |
平成14年10月〜12月
適用料金 |
平成14年7月〜9月
適用料金 |
増減 |
消費税抜き |
6,527 |
6,527 |
0 |
消費税込み |
6,853 |
6,853 |
0 |
*小数点以下切捨て
*モデル世帯料金の計算方法(消費税抜きの場合)
=基本料金(1,040円)
+従量料金(109.75円+0.00円
)×
50m3
↑
料金改定届出時の従量料金
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