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「東京ガス環境報告書2002」の発行について

東京ガス株式会社
広  報  部
平成14年7月18日



 東京ガス株式会社(社長・上原英治)は、このほど「東京ガス環境報告書2002」を発行しました。この報告書は、当社の環境保全活動の内容と成果をとりまとめたもので、1994年度から毎年発行しており、今回で9回目となります。環境会計につきましても引き続き集計し、その結果を報告しております。なお、「東京ガス環境報告書2002」は2001年度(2001年4月〜2002年3月)の活動を報告対象にしております。

■主なポイント
 今年度の報告書は、わかりやすさを踏襲しながら、持続可能な社会への貢献度を把握するために新たに「環境保全効率指標」を設定するとともに、掲載データの一層の充実を図りました。そのポイントは以下のとおりです。
(1)各種ガイドラインとの整合性、及び比較可能性の観点から、環境パフォーマンス指標の開示を、これまでの当社事業分野別から、パフォーマンス別(環境負荷別)の掲載に変更しています。
(2)当社環境保全ガイドライン進捗状況、及び単年度目標に対する達成状況を、見開きで掲載するページを設けました。(4ページ〜5ページ)
(3)環境保全と企業経営を統合する指標として、新たに「環境保全効率指標」を設定し、今年度はCO指標について試算結果を掲載しました。(7ページ)
(4)環境コミュニケーション分野の報告と、「労働・安全衛生」等の社会的側面の報告を統合し、新たに「社会的活動に関する報告」を設けました。(28ページ〜33ページ)
(5)情報量を充実させつつ、紙面の増大を抑えるため、昨年度に引き続き、インターネットを有効活用しています。紙面上「WEB」マークがある項目について、インターネット上でより詳細なデータや関連情報を公開しています。また、今年度から、インターネット上にのみ公開している情報に対しては、「WEB ONLY」マークを設けて利便性を向上させました。
(6)昨年度に引き続き、監査法人(朝日監査法人)による審査を受け、第三者審査報告書を掲載しています。(36ページ〜37ページ)さらに、今回から、審査を受けた項目について「審査」マークを設け、信頼性の向上に努めています。

■環境会計2001年度実績
 当社は、昨年度に引き続き、(社)日本ガス協会が2001年3月に取りまとめた「都市ガス事業における環境会計導入の手引き」を活用し、2001年度実績を集計しました。結果は以下の通りです。
(1)環境保全コスト(百万円)
 

2001年度

2000年度

投資額

1,204

1,117

費用額

5,309

4,606

*2001年度投資額は、全社設備投資額926億円の1.3%
*2001年度費用額は、全社総売上高9,746億円の0.5%
(2)環境負荷改善効果
 CO、NOx、COD、残土外部排出量、産業廃棄物、一般廃棄物等について、改善効果を物量(原単位もしくは総量)で表示しました。また、お客さま先での改善効果では、CO抑制量や使用済みガス機器・金属くず回収量を表示しました。
(3)実質的な経済効果
 8,173百万円(2000年度:7,908百万円)
 *仮定や推定に基づくみなし効果は計上しておりません。

■2001年度環境活動の主な成果・環境改善項目
(1)中長期的目標を掲げる当社環境保全ガイドラインのもと、年度目標を設定し、環境活動を実施しました。
 ・お客さま先のCO排出抑制量 234万トン−CO(目標240万トンCO
 ・事業活動に伴うエネルギー使用原単位削減率
   工場    :19%(目標対前年度1%)
   地域冷暖房 :1.6%(目標対前年度1%)
   事業所   :2.6%(目標対前年度1%)
 ・都市ガス利用機器平均NOx濃度(90年度比)  80%(目標83%)
 ・産業廃棄物最終処分率              10%(目標13%)
 ・紙ごみ発生量削減率(99年度比)          9%(目標10%)
 ・紙ごみ再資源化率                75%(目標70%)
 ・掘削残土の外部排出比率(想定排出量比)     37%(目標38%)
(2)環境リスクに対し適正に対応しました。
 ・昨年度に引き続き、社有地の土壌調査結果を公表、対策を講じました。
 ・PRTR法に則した管理・削減活動を行いました。
 ・昨年度調査を踏まえ、PCB使用蛍光灯安定器の全数について取替工事を実施しました。
(3)環境マネジメント体制の向上を図りました。
 ・昨年
9月から、全社におけるISO14001認証取得のための取組みを開始しました。
 ・関係会社が行うエコチェック(内部環境監査)の実施支援を行いました。

(4)CO排出抑制の有効な手段とされるガスコージェネレーション、燃料電池の普及が着実に進んでいます。
 ・ガスコージェネレーション     80万6千kW(対前年度5.9%増)
 ・燃料電池             9,680kW(対前年度5.4%増)

(5)NOx排出量の少ない天然ガス自動車の普及が着実に進んでいます。
 ・天然ガス自動車普及台数      4,690台(対前年度69.7%増)

(6)2001年度も様々な場で、環境コミュニケーションを進めました。
 ・エコ・クッキングの累計参加者数が16,000人を突破。
 ・環境エネルギー館の累計来館者数が30万人を突破。
 ・環境イベントへの参加、社会貢献活動、多数実施。


■その他
(1)発行部数       :日本語版10,000部、英語版1,000部
(2)インターネットでの公開:日本語版、英語版(9月発行予定)とも冊子発行と同時
    URL        :http://www.tokyo-gas.co.jp/env/
(3)大きさ等       :A4カラー40ページ

                                                          以上



 

 

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