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「生活観測データ集 2002」の発行について
〜1990年から3年ごとの意識・行動変化の調査データ集〜

東京ガス株式会社
広  報  部
平成14年6月19日



 東京ガス(株)都市生活研究所では、このたび「生活観測データ集2002」をまとめました。これは、1990年から3年ごとに調査している生活者の意識・行動変化のデータ集で、今回で5回目の発行となります。


■本調査について
 都市生活研究所では、首都圏に暮らす人々の生活・意識・行動の現状とその変化を把握するために、「都市生活者の意識・行動観測(通称:生活定点観測)」調査を定期的に行っています。1990年を始点に3年ごとに実施しており、93年、96年、99年に引き続き、02年で5回目となります。
 この調査では、
  ・5つの生活分野(食生活/住まい/余暇仕事/家事家計観/その他)
  ・5つの対象者 (家事担当者/家族同居者/既婚者/未成年同居者/勤労者)
について、約400問の質問を行っております。データ集では、各質問の回答が90年から02年の間でどのように変化しているかがご覧いいただけます。

■調査結果
90年時の回答と02年の回答が大きく変化したデータを中心に抜粋し、次ページ以降にまとめました。
また、全質問の回答結果を掲載したデータ集は、ご購入も可能です。
   「生活観測データ集2002」A4版・210頁・3,000(消費税・送料込み)
    お申し込み先:東京ガス(株)都市生活研究所
               電話03(5400)7549もしくはホームページhttp://www.toshiken.com


 東京ガス(株)都市生活研究所では、19867月の設立以来、住・食・環境などさまざまな分野での研究を行い、研究レポートを発信しております。この「生活観測データ集2002」を生活者の基礎データとしてご活用頂くことで、これからの暮らしのヒントとなれば幸いです。



調査概要

■調査概要

 

第1回調査

第2回調査

第3回調査

第4回調査

第5回調査

調査時期

19904

19933

1995/121996/3

19993

20023

調査対象

首都圏に住む10代〜70代の男女

調査サンプル数

5,126

5,095

5,738

5,550

3,246

回答数

3,183

3,205

3,438

3,689

2,521

回収率

62.1%

62.9%

59.9%

66.5%

77.7%

調査方法

質 問 紙 郵 送 法


■主な調査結果
*各分野で90年と02年で回答が大きく変化(10%以上)した項目を中心に抜粋し、傾向をまとめました。

<住まい:根強い和室ニーズ>
 団らん場所の床材は、健康志向の高まりもあり、じゅうたんと畳が減り、圧倒的にフローリングが増加。寝るときもベッド派が増加し、すまいの洋風化が進んでいる。一方で、「自分の家には和室が欲しい」との回答は増加しており、和のニーズは根強く残っている。
 また、住居形態が戸建住宅より集合住宅が増加しており、収納スペースを確保するためのウォークインクローゼットの所有も増えている。

<食生活:11回は和食を希望、飲料水の購入は定着>
 「家の食事の大半は家庭で作るべきだと」いう回答は減少。しかし、ご飯や味噌汁を毎日1回は食べたいという声は依然根強い。「炊いてあるご飯を買うことに抵抗がない」という回答が増えているのも、忙しくてもご飯を食べたいというニーズにあるからとも言える。
 ミネラルウォータや銘水等の飲料水を購入する人が増加。水道水の代替というより、飲み物の一つの選択肢として定着したと言えるのではないだろうか。

<仕事・余暇:確実に仕事より余暇重視へ>
 90年から02年の間に、仕事に対する価値観が大きく変った。生活の力点は仕事から余暇に移り、企業に対する忠誠心も減少している。一方で、「女性は仕事より育児を大切にするべき」との考えは、女性の社会進出を背景に減りつつある。

<高齢社会:関心は高いが親の介護はサービスを利用意向>
 「老人介護について関心がある」「健康に関する記事を読む」という回答は増加。しかし、実際に自分の親が介護が必要になったときは、「自分で世話をするより介護サービスを利用したい」との回答が増え、「老後は子供に頼るべきでない」「望ましい家族形態は大家族形態よりも核家族」との回答が増す。介護保険法の施行などを背景に、老人介護・介護サービス利用への関心が高まっている。
 なお、02年のデータを年代別に比較すると、老人介護への関心は年代が上がるにつれ高まるが、自分の親の介護は自分の手で、と考えるのは1020代が多い。若い世代にはまだ身近な問題ではないことや、自分の体力に自信があることなども背景にあるのだろう。




<住まいのデータ抜粋>












<食生活のデータ抜粋>





<仕事・余暇のデータ抜粋>





<高齢社会に関するデータ抜粋>





<高齢社会に関するデータ補足 02年世代別データ>







 

 

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