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コーポレートガバナンス改革および組織改革について

東京ガス株式会社
広  報  部
平成14年5月22日



当社は、現在策定中の「03〜07グループ中期経営計画」において、新たなビジネスモデルの構築を目指した経営戦略を検討しているところであり、本計画を迅速かつ強力に推進するためにマネジメントシステムのあり方を見直すことといたしました。当社は、新しい公益事業として「お客さまと地域への貢献」と「株式会社としての企業価値の増大」を掲げておりますが、コーポレートガバナンス改革により、株主価値のさらなる向上を図ってまいりたいと考えます。

改革にあたっては、経営環境の変化にスピーディに対応できる組織に再編するとともに、執行役員制を導入することにより業務執行体制を強化いたします。また、国際化の進展、株式の流動化に伴い、外国人株主が20%弱を占めるに至っており、株主からも新しいコーポレートガバナンスのあり方が求められていることや、商法改正をめぐり企業統治のあり方が基本に立ち返って議論されていること等も踏まえ、取締役会の活性化・実質化および経営の透明性向上を目指してまいります。(実施期日:2002年6月27日定時株主総会後)

1.組織改革
機動的かつ迅速な政策判断・意思決定・業務執行を可能とする組織を実現するため、本社スタッフ部門に「企画本部」、「コーポレート・コミュニケーション本部」、「ビジネスサービス本部」の3本部を新設します。「企画本部」は企業価値を最大化するための経営戦略を、「コーポレート・コミュニケーション本部」は社会とのコミュニケーションの充実・強化を通じた企業ブランド価値向上策を、「ビジネスサービス本部」は当社グループのシェアードサービス業務を、それぞれ担当し推進いたします。

2.執行役員制度の導入
@「業務執行機能」を担う役職として執行役員制度を導入し、執行役員が自主的かつ責任をもって業務執行できるよう、大幅な権限委譲をいたします。
A執行役員は、「社長 執行役員」、「副社長 執行役員」、「常務 執行役員」、「執行役員」とします。
B業績責任を明確化するため、執行役員の任期は1年といたします。

3.取締役会改革
@新たに社外取締役として茂木 友三郎氏(キッコーマン(株)代表取締役社長)、井上幸彦氏(元警視総監)の2名を招聘いたします。
A取締役数を削減し、上記社外取締役2人を加えて11人といたします。(現行28人)
B併せて、取締役の任期を1年といたします。(現行:2年)

上記による新たな組織体制は別紙のとおりであります。

以上

別紙






 

 

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