技術開発

 

住まいと暮らしを快適に 〜家庭用〜

エコジョーズのデファクト化に向けた開発

従来の給湯器では約80%が限界だった熱効率を、エコジョーズでは排気中の潜熱を回収するシステムにより約95%までに向上させ、CO2排出量の削減、地球温暖化防止に貢献します。当社では、エコジョーズの新築物件への設置のみならず既築物件への買い替え対応を目指して、バリエーションの拡充・施工性の向上・IT化・コンパクト化・コストダウンなど新たな技術開発に取り組んでいます。

目的

ガス業界では、これまでも高効率ガス給湯器の普及促進に取り組んできました。しかしながら、世の中には膨大なガス給湯器ストック市場が存在しており、これらの徹底した省エネ化、CO2削減を推進するため、2013年度以降、ガス給湯器のエコジョーズ化を推進して参ります。

従来型ガス給湯器の構造とエコジョーズの構造との違い
図1 従来型ガス給湯器の構造とエコジョーズの構造との違い

装置の概要および特徴

  1. 既築物件の取替えを念頭においたラインナップの拡充
    既築集合物件においては、より居住スペースを拡大するために、ユーティリティがデッドスペースであるパイプシャフト(PS)内に集められていることが多く、現行エコジョーズのラインナップだけでは、すべての給湯器の取替えに対応することが困難です。
    ラインナップ拡充の一例として、従来のスリム給湯器やBF風呂がま等、旧式の給湯器からの取替えを念頭に置いたスリムエコジョーズを開発しました。

図2 スリムタイプエコジョーズの開発
図2 スリムエコジョーズの開発

  1. ドレン技術の開発
    エコジョーズは潜熱回収時にドレンが発生するため、機器内でドレンを中和処理した後に機外へ排水を行っています。しかし、既築物件への設置においてはドレン排水経路の確保が困難な場合があり、ドレンの処理方法を検討する必要があります。
    この問題を解決するため、PSから浴室までの既設の追焚配管(2本)をドレン排水用配管1本を加えた3本管に入れ替える「3本管入替工法(ドレンを搬送するポンプを内蔵したドレンアップ機能付機器を利用)」を導入したのに加え、浴槽エプロン内の既設追焚配管に「三方弁ユニット」を設置し既設の追焚配管を利用して浴室排水栓にドレンを排水する「三方弁ドレン処理対応エコジョーズ」を開発しました。

図3 新ドレンアップ工法の開発
図3 三方弁ドレン処理対応エコジョーズの仕組み

展望

機器開発を推進し、エコジョーズのコスト水準を現行の通常型給湯器並みまで削減していくチャレンジを続けます。