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警報器の研究開発

万が一のガス漏れやガス機器の不完全燃焼、さらには火災からお客さまの安全を守るため、警報器の開発と信頼性向上に取り組んでいます。

 

【取り組み1】家庭用警報器の開発

住宅用火災・ガス・CO警報器

住宅用火災警報器の普及と共に住宅火災の死者が減少しています。しかし、住宅火災による死亡原因の6割強が逃げ遅れによるもので、「発見が遅れて、気づいたときには火煙が回り、すでに逃げ道がなかったものと思われるもの」が最も多いとされています。また、死者の6割が65歳以上の高齢者です。
従って、万が一、火災が発生した際は、早期発見・早期避難がなによりも大切です。そのため、東京ガスの住宅用火災・ガス・CO警報器は「煙」または「熱」を感知して、火災を警報音と音声でいち早くお知らせし、ガス漏れや不完全燃焼による一酸化炭素もセンサーで確認する機器を開発しています。
 
〔住宅用火災・ガス・CO警報器〕
住宅用火災・ガス・CO警報器

電池式ガス警報器

都市ガスの主成分であるメタンを検知するためには、ガスセンサーを約400℃まで昇温する必要があり、従来のガス警報器はAC100V電源が必要でした。そのため、「電源コードの配線により、設置性ならびに美観が悪い」、「設置場所付近にコンセントがない」などの理由で、ガス警報器を設置頂けない場合がありました。
この課題を解決するために、東京ガスでは省電力ガスセンサーの研究開発に着手し、MEMS技術を用いてセンサーを超小型化することにより、従来機の約数千分の一という超省電力を実現し、世界初となる家庭用電池式ガス警報器を開発しました。これにより電源コードが不要になり、設置性や美観も格段に向上しました。
※:半導体製造プロセスなどに用いられる微小電気機械システムおよびその創製技術。

                               
〔MEMSガスセンサー〕 〔電池式ガス警報器〕
MEMSガスセンサー 電池式ガス警報器 電池式ガス警報器(

                

【取り組み2】業務用警報器の開発


東京ガスでは、平成18年11月から、一酸化炭素中毒事故を防止することを目的に、業務用厨房設備をお持ちの飲食店等のお客さま約15万件を対象として、「業務用換気警報器」の無償設置を実施しています。

「業務用換気警報器」は新規に開発した電気化学式センサーを採用し、低濃度から高濃度まで高精度なCO検知を行います。さらに、COの人体への影響度を示す人体中の一酸化炭素ヘモグロビン(COHb)濃度を逐次推定演算することにより、CO濃度の変動にも応じた適切なタイミングで警報を発します。
この方式を採用することにより、CO濃度がどのように推移したとしても、人体にCOの悪影響が現れる少し手前の状況で警報することが可能となりました。そのため、点火時に発生するごく僅かな一過性のCOに反応し警報を発することがなく、飲食店等の営業の妨げとなることを少なくでき、かつ、高濃度のCOが発生した時は従来の警報器より早く警報させることが可能となりました。
 
業務用換気警報器
業務用換気警報器 業務用換気警報器

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