システムの核は「PEFC(固体高分子形燃料電池)スタック」(*以下 PEFCスタック)。そこに供給される水素を、都市ガスから得るための「燃料処理装置」は、二つのモジュールからなる装置です。 イオウ分を取り除かれた都市ガスの主成分はメタン。このメタンと水蒸気を700〜1,000℃の高温下で反応させ水素を得る「改質器」がこの後に控えています。これら二つを合わせたものが「燃料処理装置」です。 そこから出てきた水素は「PEFCスタック」に送られ、電気と熱と水を生み出します。 反応で生じた水は再び「改質器」に必要な水蒸気として利用されます(給湯に回ることはありません)。 また、発電される電気は、電池などと同様の直流のため、家庭用の交流(プラスマイナスが周期的に変わる)に変換する必要があります。これを担うのが「インバータ」です。インバータから出力される交流の電気は家庭内の分電盤に接続され、家庭内で消費されます。 発電時に出る熱を利用するのが「熱回収装置」です。ここで作られたお湯は「貯湯タンク」に貯められ、給湯やお風呂に使用します。もし貯湯タンクのお湯がなくなってしまった場合にも、「バックアップ熱源機(=ガス給湯器)」があるので、電気の貯湯式給湯器などのような湯切れの心配はありません。
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