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ガス管をたどってみよう

天然ガスが都市ガスになるまでをたどってみよう

天然ガス田でとれた天然ガスは、気体なんだ。その天然ガスが、どんなプロセスをたどって「わたしたちが使っている都市ガス」となり、家にとどくのか、ガスの流れをたどってみよう!

天然ガスが家に届くまでの図

外国からタンカーで運ばれてくるLNG

液化天然ガス<LNG>はLNGタンカーによって日本まで運ばれます。LNGの受け入れ基地は、全国で約30か所あり、東京ガスには根岸、袖ヶ浦、扇島、日立の4つの受け入れ基地があります。LNGタンカーからの荷揚げ(にあげ)作業は、1昼夜かけて行われ、LNGはLNGタンクと呼ばれる巨大なタンクに保存されます。

世界最大級の袖ケ浦LNG基地の写真

世界最大級の袖ケ浦LNG基地

巨大なLNGタンクに保存

LNGタンクとは、タンカーで選ばれたLNGを一時ためておく施設です。

【大きさ(東京ガス 根岸LNG基地の地下タンクの場合)】
直径72m、深さ61.7m。このタンクには25万キロリットル(1基で約36万世帯が1年間に使うガス量をまかなうことができる)をためることができる。

【特徴(とくちょう)】
LNGタンクは頑丈(がんじょう)に作られているので、大きな地震が起きてもLNGが外にもれ出すことはありません。また、すごく冷たいLNGを入れても安全なしくみになっています。つまり、LNGタンクは都市ガスの巨大(きょだい)な魔法(まほう)ビンの役目をしているのです。

LNGタンクのサイズ(根岸LNG基地の場合)

LNGタンクのサイズ(根岸LNG基地の場合)

タンクの内部の画像

LNGタンクの内部

再び気体の天然ガスに戻す気化器

液体で貯められた液化天然ガス(LNG)に海水シャワーをかけて、気体の天然ガスにもどす施設。LNGはマイナス162℃の超低温の液体なので、その温度にくらべて海水は約180℃も高い温度です。そのため、海水をかければ簡単に気体にすることができます。

工場の写真

ガスの臭いの元をつける付臭

天然ガスは液化するときに、硫黄分、水、塵(ちり)などが取りのぞかれるため、LNGは無色、透明(とうめい)、無臭の液体になっています。また、気体にもどされた天然ガスにも臭いはありません。しかし、このままだと家庭などで万が一ガスがもれたときに気がつきにくいので、わざと臭いを付けています。

ここがおどろき!

なんと、ガスの臭いはガスもれ防止のためにわざとつけているんだって!

付臭剤の特徴

・毒性がない ・他の生活臭と区別できる ・ガス管などを腐(くさ)らせない
・少ない量でもガス漏れと分かる ・ガスが燃えた後に臭いが残らない・やや不快(ふかい)な臭い
成分:シクロヘキセン(CH:化学式[C6H10])・ターシャリーブチルメルカプタン(TBM:化学式[C4H10S])

付臭剤の説明の図

LNG基地周辺で有効利用されているLNG(冷たさの利用)

輸入のために冷たくしている天然ガスだけど、その冷たさをうまく使っているんだって。どんなことに使っているのか調べてみよう

液化天然ガス(LNG)は省エネルギー

液化天然ガス(LNG)の「-162℃」という冷たさを利用して、省エネルギーに役立てています。超低温のLNGを液体から気体に戻すとき、液体にするときとは逆に体積が一気に約600倍に膨らむため、とても大きな圧力を持ちます。その力を利用して発電機を回して電気を作っています。

食品にも役立っている

液化天然ガスは、1キログラムで2.5キログラムの水を氷にしてしまうほどの大きな冷熱エネルギーがあります。液化天然ガスの冷熱エネルギーを利用すれば、炭酸ガスの温度を効率的にマイナス50℃に下げることができます。
炭酸ガスを液体にしたものは「液化炭酸」といって、サイダーなどの炭酸飲料をつくるときに使われています。液化炭酸をさらに冷やして固体にすると、アイスクリームを冷やしておくのに使うドライアイスになります。
ほかにも、マグロやエビなどを、とれたてと同じ状態で2年以上保存することもできます。

超低温倉庫の写真 ドライアイス製造の写真
超低温倉庫 ドライアイス製造
ここがおどろき!

天然ガスを輸入するための冷たさにはいろんな利用方法があるんだね。サイダーなどの炭酸飲料を作るために使われたり、アイスクリームを冷やすドライアイスを作るために使ったり、効率をよくしているんだね!

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